2014年
第9回 株式会社CBCラジオ番組審議会
開催日 | 平成26年2月7日(金) |
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出席委員 (敬称略) |
松尾清一 団野 誠 一丸陽一郎 斎藤吾朗 堀田あけみ |
議題 | 1.番組審議 「若狭敬一のスポ音」 |
- 1.番組審議「若狭敬一のスポ音」
放送日時 | 平成26年1月26日(日) 16:30~18:30 |
プロデューサー | 安藤美国(制作部) |
ディレクター・ミキサー | 伊藤健二 |
出演 | パーソナリティ若狭敬一(CBCアナウンサー) |
レギュラー出演者落合英二(野球解説者) 柳沢彩美(CBCアナウンサー) 阿部優貴子(CBCアナウンサー) |
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ゲスト荒木雅博(中日ドラゴンズ) |
《企画意図》
『若狭敬一のスポ音(すぽーん)』は2009年4月にスタートし、間もなく満5年を迎えるワイド番組です。テレビ番組『サンデードラゴンズ』でもおなじみの若狭敬一アナウンサーが、スポーツアナウンサーとしてのうんちくと、ミリオンセラーの多い90年代の音楽への思い入れを語るタイトル通り「スポーツ+音楽」の内容です。放送時間の面から、ナイターシーズンとナイターオフ期では番組内容が大きく変わるのが特徴です。
ナイターイン期は直前までの野球中継の模様を、名シーンと現場アナウンサーからの電話でプレイバック。またドラゴンズが負けた日限定で怒りのメール&残念なおたよりを紹介する「呑み処 若ちゃん」コーナーも人気です。
ナイターオフ期には、野球解説者の落合英二さんを迎えた「ここだけのドラゴンズ」、『サンデードラゴンズ』でコンビを組む柳沢彩美アナウンサーがネット漫画を紹介する「ハッピーブックス」、さらに昨年入社の新人アナウンサーがアーティストインタビューに挑む「インタビュールーム」を加え、バラエティに富んだ構成としています。
《番組概要》
■16時台
- オープニング~リクエスト曲など
■17時台
- <落合英二のここだけのドラゴンズ>
野球解説者の落合英二さんに試合中の選手心理から年俸交渉に至るまでドラゴンズの裏側を尋ねるコーナー
<柳沢彩美のHAPPYブックス>
今回はスペシャルゲストに荒木雅博選手が登場し、荒木選手と落合英二さんの現役時代の自主トレの違いをテーマに伺います
マンガ好きの柳沢アナウンサーがCBCモバイル(携帯用サイト)で販売される新刊マンガを紹介するコーナー
<阿部アナのインタビュールーム>(ゲスト:LIFriends)
毎回新人アナウンサーがアーティストを取材するコーナー
今回は高校の軽音楽部の同級生男5人で結成されたバンドLIFriends(リフレンズ)というバンドのメンバーSHUNKUNさんとFUNKYさんにお話を伺っています
■18時台
- <No Talk No Life>
若狭アナの日常、こだわり、あるいはスポーツの取材を通じて考えたことを語るエッセイ的なコーナー
《審議委員の主なご意見》
- スポーツアナウンサーの鍛えられた声質がさわやかで大変聴きやすい番組である
- スポーツの薀蓄(うんちく)を理屈っぽくなく語るのが大変よい
- スポーツと音楽を組み合わせた番組コンセプトが新鮮である
- 全体的に軽妙でわかりやすい番組である
- 番組全体で選曲のテーマが絞り込まれているのがよい
- 曲に絡め高校野球の入場行進の話題に至ったのはうまい運びであった
- 若狭アナがうまく切り盛りしていて、元気で品のいい番組である
- 現役のプロ野球選手が出演して生の話が聞けるのは、ファンにはとても嬉しいことである
- プロ野球選手を迎えてのトークは、お座なりな話題ではなく、さらっと深刻な話をしているのが興味深かった
- 若狭アナウンサーのエッセイ的なコーナーは、独特の間があり高度に感じた。また、後日談がついていたことで話に厚みがでていた
- コミックスの紹介コーナーでは、視覚から聴覚に持っていく難しさを感じた
- 出演者が3人になる鼎談(ていだん)は聴き取りづらくわかりにくいところがある