キユーピーラジオクッキング

このラジオクッキングは、宮本和秀先生が一週間単位でテーマをもうけ、毎日一品づつ、作り方と料理のポイントをアドバイス。

本来の旬を夏に迎える青魚

8月28日(月) *いわしの甘辛煮
いわし8尾は頭と内臓を取り除いて水洗いして水気を押さえます。フライパンに水2カップ、酒1/4カップ、みりん大さじ2、砂糖大さじ1、醤油大さじ2を合わて火にかけて煮立てます。しょうが1かけは皮付きのままで薄切りにして加えます。
いわしを並べて落としぶたをし、中火で10分ほど煮ます。落としぶたをはずし、中火で煮汁をとばすように煮ます。
8月29日(火) *いわしのつみれ汁
いわし8尾は頭と内臓を取り除いて水洗いして、水気をふきます。手開きにして中骨をとり除きます。包丁で身を叩いてすり身状にしてボウルに入れ、長ねぎ5cmしょうが15gのみじん切り、片栗粉大さじ2、塩小さじ1/3、こしょう少々、酒大さじ2を加えてよく練り混ぜます。
鍋に出し汁4カップ、塩小さじ1、酒大さじ2、醤油小さじ2を合わせて火にかけ、大根適量を短冊切りにして加えひと煮します。いわしのすり身を3cm大にスプーンですくって入れ、アクを引きながら7分ほど煮ます。刻みみつばを加えます。
器に盛っておろし生姜を加えていただきます。
8月30日(水) *いわしのかば焼き風
いわし8尾は頭と内臓を取り除いて水洗いして水気を押さえ、手開きにして中骨を取り除きます。小麦粉を全体にまぶします。フライパンに油を熱していわしを並べ、両面を焼いて火を通します。(酒大さじ3、みりん大さじ1、砂糖小さじ2、醬油大さじ2を合わせて一度に加えて、焦がさないように照りよく煮からめます。
粉ざんしょうをふってもおいしく、ご飯にのせて「かば焼き丼」もお勧めです。
8月31日(木) *いわしのチーズ巻きフライ
いわし8尾は頭と内臓を取り除いて水洗いして水気を押さえ、手開きにして中骨をとり除きます。いわしの頭側を手前にして、青じその葉2枚をおいて、プロセスチーズを棒状に切ってのせ、尾の方に向かってクルクル巻いて楊枝で止めます。小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて175度の油で4~5分色よく揚げます。
9月1日(金) *いわしのカレーソテー
いわし8尾は頭と内臓を取り除いて水洗いして水気を押さえます。手開きにして中骨を取り除き、身の方に塩少々、カレー粉少々をふります。フライパンに油大さじ4を入れて弱火にかけます。いわしに小麦粉をまぶして余分な粉をはたきながら身側を下にして並べます。中火で焼き色をつけたら、裏返して弱めの中火で5分ほど焼きます。酒大さじ3、醤油小さじ2、みりん子さじ1を合わせて加えひとからめします。