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ページ最終更新  2018/9/14 19:13

岐阜の豚コレラ問題 野生イノシシも陽性反応‥ウイルスは海外から侵入か

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 岐阜市の養豚場で、「豚(とん)コレラ」の感染が確認された問題で、岐阜市内で死んでいた野生のイノシシも、豚コレラウイルスの陽性反応が出ていたことがわかりました。

 9月9日に岐阜市の養豚場で感染が確認された豚コレラ。

 ブタやイノシシ特有の病気で人に感染することはなく、また感染したブタの肉を食べても影響はありませんが、岐阜県はブタの殺処分や消毒を進め、9月11日までに感染を防ぐ措置を完了しました。

 しかし、養豚場からおよそ7キロ離れた田んぼの用水路でイノシシが死んでいるのが見つかりました。

 13日に見つかったこのイノシシを調べたところ、14日になって、豚コレラウイルスの陽性反応が出たことがわかったのです。

 「こんなことは初めて。水路にはまって死んでいるなんて」
 「心配です。最近は見かけませんが出ることは出る」
  (住民)

 岐阜県によりますと、イノシシの行動範囲は半径2〜3キロ。

 その中には、養豚場も1か所含まれていますが、今のところこの養豚場では豚コレラの感染は確認されていません。

 では一体、どこが感染源なのか?
 最初に感染が確認された養豚場の豚コレラウイルスを調べていた国の研究機関が、14日、「ウイルスは海外から侵入した可能性が高い」と発表しました。

 「中国で続発しているアフリカ豚コレラについても精密検査したが、アフリカ豚コレラの感染ではなかった」
  (斎藤健 農水大臣)

 養豚場のブタから検出されたのは、過去にヨーロッパやアジアで検出されたことのあるウイルスに近い型だとわかりました。

 海外から侵入するルートについて専門家は、
 「養豚場の人は海外の渡航歴もないし持ち込む可能性少ない。エサからか野生動物から感染するか、どちらかだと思う」
  (大阪府立大学 向本雅郁教授)

 では、今回の感染はイノシシが先なのか豚が先なのか?
 「イノシシの可能性が高いんじゃないか。
 想像になるが、外国人が海外から生肉などを持ち込む。その捨てた残飯をイノシシが食べて発症するということが考えられる」
  (向本教授)

 では、野生のイノシシと養豚場のブタはどんな接点があるのか?

 「養豚場にはエサがありますから(イノシシが)入ってくる可能性がある。エサを食べると唾液がついて感染。いくらでも可能性がある」
  (向本教授)(14日18:41)

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