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年明けから依頼が急増 職員は土日も休まず…オミクロン株調べる ゲノム解析最前線にカメラが潜入

 「測定機器室です。ここでゲノム解析を実施しています」

 名古屋市北区にある愛知県衛生研究所。ここでは、新型コロナの陽性者がオミクロン株に感染しているかどうかを調べる、ゲノム解析が行われています。

 「ゲノム解析とは、新型コロナウイルスの遺伝子のすべてを決める検査。(依頼は)どんどん増えている状況」

 (愛知県衛生研究所 佐藤克彦生物学部長)

 オミクロン株の急拡大で年明けから依頼が急増しています。特別に検査の様子を撮影してもらいました。

 「変異株PCR検査の様子。この検査でオミクロン株の疑いがあるかを調べる」

 まずは、PCR検査でデルタ株ではないことを確認。そして、検体を機械にかけると…。

 「遺伝子解析結果になります」

 ずらっと並んでいるのはウイルスの遺伝子。およそ3万の遺伝子配列が、オミクロン株の配列に合うかどうかを検査します。

 「この機械にかけるのに数十時間(かかる)。検査全体でいうと約5日くらい。ゲノム解析検査は非常に手間がかかる、時間がかかる検査」

 (愛知県衛生研究所 佐藤克彦生物学部長)

 膨大な時間がかかるため、解析できるのは5日間でわずか20件。そのため職員は土日も休まず、解析を行っています。

 こちらは、デルタ株とオミクロン株がどれだけ変異したかを示す、アミノ酸の配列。比べてみると…

 「色が変わっているところが変異・変わっている部分。上のオミクロン株の方が色が濃くなっている、たくさん変異が入っていることがわかる」

 (愛知県衛生研究所 佐藤克彦生物学部長)

 30か所以上の変異が、ワクチンの効きにくさや、強い感染力につながっていると指摘されています。

 連日3ケタの感染者数が確認されている愛知県。

 「ほぼもうオミクロン株に置き換わっていると思う。どんな変異株が来ても、対策は変わらない。基本的な感染対策をしっかりやることが一番大事」

 (愛知県衛生研究所 佐藤克彦生物学部長)

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