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「シェア冷蔵庫」って何?QRコードかざすと野菜をお値打ちに買える!トヨタのエンジニアが開発した理由は

 様々な理由で食材が食べられることなく捨てられてしまうフードロス。

 このフードロスを解消しようと、トヨタ自動車の現役エンジニアたちが画期的な『冷蔵庫』を開発しました。

 29日、愛知県の日進市役所の玄関に設置されたのが『シェア冷蔵庫』。

 例えば、農家で生産された野菜が余ってしまったり、形が悪くて販売するのが難しかったりする場合、 農家の人たちが この「シェア冷蔵庫」にお値打ち価格で出品し、事前に会員登録した客が買っていく、という仕組みなんです。

 客は欲しい野菜を選んで、QRコードをかざせば、簡単に購入することができます。

 このシェア冷蔵庫、開発したのはトヨタ自動車で働く現役のエンジニアたち!

 「フードロス」や「もったいない」を無くしたいと、2020年の夏に事業を立ち上げ、これまで日進市を中心に愛知県内の10か所で実験的に販売を行ってきました!

 「食に関して我々に出来ることがあるかを考えた時に、フードロスが日本で問題であると知り、冷蔵庫なら一番身近だし、機能的にも優れているということもあって『シェア冷蔵庫』にした」(どんぐりピット合同会社CEO・鶴田彩乃さん)

 体験購入をしてみた日進市の近藤裕貴市長も、このアイデアに太鼓判!

 「みんなでこの地域・ 社会の問題について 考えていこうねということをメッセージとして 伝えられるのはとてもいいことだし、これを若い方々が会社を起こしてまでやろうと考えたことに私はとっても感動して、ぜひ市としても背中を押したい、応援してあげたいと思います」(日進市 近藤裕貴市長)

 29日からいよいよ本格スタートした「シェア冷蔵庫」に、農家からも喜びの声が…

 「確認したら2袋売れていたんですよね、(シェア冷蔵庫があることで)ひとつ何か新しいことが生まれそうという感じで、ワクワク感のほうが大きいです」(出品した農家)

 「(カブが)100円です、安いですね。スーパーで買うともっとするし」「郊外とかいろいろな所にあるといいかなと思いますね」(利用客)

 農家と消費者を直接つなぐ、この「シェア冷蔵庫」。

 元々の目的は「フードロス」解消ですが、コロナ禍で希薄になりつつある人と人の交流や、地域活性化の一助になればと期待が高まっています。

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