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“綱渡りの運営” 新型コロナ患者の宿泊療養施設は今  看護師4人で朝まで問診も スタッフの奮闘は続く

 13日から緊急事態宣言が延長された東海3県。

 看護師:「熱と酸素飽和度を教えてください。36度4分、98%」

 こちらは岐阜県が設置した新型コロナ患者の宿泊療養施設「ホテルKOYO」。

 第5波以降、綱渡りの運営が続いています。

 「日付が変わる、夜の1時くらいまで (患者の)入所があり。問診をするのに、朝4時までかかったことも…」

 (岐阜大学医学部附属病院 垣見克紀・看護師)

 ここでは、患者用に265室が用意されていますが、第5波のピーク時には、部屋数を超える299人が利用。

 1部屋を複数人で使うなどして何とか収容しましたが、対応した看護師はわずか4人で、患者の問診が朝までかかったこともありました。

 「第5波の場合は入所者の数がとても増えたので、電話対応も1人にかける時間が限られ、丁寧に対応するのが難しい」

 (岐阜大学医学部附属病院 垣見克紀・看護師)

 また第5波では、容体が悪化しても、すぐに入院先が見つからないケースが増えたため、9月から施設内に酸素ステーションが設置されました。

 「すぐに搬送、入院ができない方々に、症状緩和のために酸素を吸って待っていただく。近くに看護師はいないが オンラインで画面越しにつながっている」

 (岐阜県健康福祉部 若原明美・看護対策監)

 医師や看護師をリモートでつなぎ、患者は酸素投与を受けながら、入院先が見つかるのを待つといいます。

 ギリギリの対応で患者の命を守ろうと奮闘している宿泊療養施設のスタッフ。

 感染者が使うレッドゾーンとの境界の壁には…。

 「皆様が、がんばって下さってるから、こうして今を生きられてる。本当にありがとうございます」

 (患者からの手紙)

 入所者から贈られた感謝の手紙が貼られています。

 「医療従事者として、やりがいを感じるし。また頑張ろうという気持ちになる」

 (岐阜大学医学部附属病院 垣見克紀・看護師)

 13日現在で、この施設で療養している患者は215人。

 ピーク時に比べて減りはしましたが、終わりが見通せない中、スタッフの奮闘は続きます。

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