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連休中も対応に追われる保健センター 名古屋のコロナ病床は「ほぼ満床」に…

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 「37℃ちょうどですね。解熱剤は服用されていますか?」
 (保健センターのスタッフ)

 ゴールデンウィークのさなかにも朝から電話に追われています。

 ここは名古屋市中区の保健センター。

 感染が拡大する中、5月3日も通常の3分の1にあたる職員ら15人ほどが、自宅療養中の患者や濃厚接触者、約200人の健康状態の確認にあたっていました。

 名古屋市では、本来病院に入院するはずの中等症や高齢者の患者が、病床のひっ迫で自宅療養を強いられています。

 「体調はどうかな?変わりないです?大丈夫…?」
 「発熱は38.3℃」
 「(Q:意識は?)意識は全然あるけど、(発言が)普通じゃなくなってる…」
 (保健センターのスタッフ)

 走り出すスタッフ、入院調整を担当する医師の元へ。

 「入院だとこっち(の病院)?」
 (保健センターのスタッフ)
 「1回(この病院に)あたってみて、ダメなら状態だけ診てもらって…。
 (入院調整担当の医師)
 「入院になりそうですね」
 (保健センターのスタッフ)

 自宅療養中だった中等症の70代女性の容態が急変、すぐに診てくれる病院を探しますが…。

 「あ~、そうですか。分かりました、失礼します。ダメだった…」
 (保健センターのスタッフ)

 連休で、受け入れ先はなかなか見つかりません…10分後。

 「入院は難しいと思うんですが、受診だけでも…」
 (保健センターのスタッフ)

 ようやく、病院が見つかりました。

 診察の結果、肺炎を患っていることが分かり、即日入院することに。

 「今までずっと保健センターは自宅療養者を見守ってきましたが、変異株のせいで、重症化するスピードが非常に速くなっていて、早く入院させたくても空いてなくて、1日2日待つ事態も出てきている」
 (名古屋市中区保健センター 岡田恵子・保健予防課長)

 ことし1月の第3波では名古屋市内の病床がコロナ患者で埋まり、一般の救急患者2人がたらい回しにされ死亡する事案も。

 第4波の今、名古屋に275あるコロナ病床は「ほぼ満床」状態。

 本来入院させるべき患者でも、自宅療養で対応するしかない現実があります。(4日17:15)

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