乙女のバイブルとも呼ばれる少女漫画雑誌「りぼん」。その特別展が名古屋で開催されています。

　入口にズラリと並んだ「りぼん」の表紙。少女たちの輝く瞳に引きつけられます。名古屋会場限定「ちびまる子ちゃん」に、「ときめきトゥナイト」、「赤ずきんチャチャ」など人気１６作品の名シーンの原画。思わず、胸が熱くなる人も多いはず。

　「物心ついた頃から読んでいた。親が買っていたので」
　（訪れた人）

　ジェイアール名古屋タカシマヤで開かれている人気少女漫画雑誌「りぼん」の特別展。１９５５年に創刊し、最盛期の１９９３年には２５５万部を売り上げました。当時の少女たちが、恋愛や友情を学び将来の夢を思い描いた「乙女のバイブル」。

　会場には当時の人気作品の原画およそ１２０点に、レターセットやノートなどの懐かしの付録の実物。また、特別展のために描きおろされたイラストや、掲載されなかった幻の設定資料も展示されるなどお宝感も満載。「りぼんっ子」にはたまらない内容です。

　「数十年前の思い出がよみがえって、涙が出そうだった」
　「発売日に買って人気作品を読んで、展開をみんなと次の日に話していた」
　（訪れた人）

　往年の読者だけでなくその娘も…
　「きゅんきゅんしました」
　（訪れた人）

　訪れた人は、当時の思い出を語りながら１枚１枚写真に撮ったりして楽しんでいました。全国で開催され名古屋は９か所目となる「特別展りぼん２５０万人りぼんっ子大増刊号」は、３月１日までです。（22日16:43）