新型コロナウイルスで収入が減少した世帯が、無利子で借りられる国の貸付金をだまし取った疑いで、自営業の男が逮捕されました。

　１３日に逮捕されたのは、愛知県清須市に住む自営業・石嶺健太容疑者（２０）です。

　警察によりますと、石嶺容疑者は去年１１月、個人事業主を装って新型コロナの影響で収入が減ったという嘘の申請書を愛知県の社会福祉協議会に提出し、無利子で借りられる国の緊急小口資金２０万円をだまし取った詐欺の疑いがもたれています。

　石嶺容疑者は取り調べに対し、「やったことに間違いはないが悪意はなかった」と容疑を否認しているということで、警察は動機などを調べています。（14日06:57）