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「IR」巡る贈収賄事件…愛知県や名古屋市の今後の誘致活動への思惑は?

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 国が整備を目指すカジノを含めた「IR」=統合型リゾート。
 愛知県は事実上、誘致を表明、名古屋市も誘致を検討しています。
 そんな中、IRを巡り、現職国会議員らが逮捕された贈収賄事件で、14日、新たに動きが。
 国、東海地方の誘致活動に影響はあるのでしょうか。

 内閣府の副大臣としてカジノを含む統合型リゾート「IR」を担当していた衆議院議員の秋元司容疑者。
 去年12月、中国企業から現金300万円の賄賂を受け取ったとして逮捕されました。

 秋元容疑者は、こうした賄賂とは別に中国企業側から2017年8月のシンポジウムの講演料名目や、中国・深セン(●センは土偏に川)にある贈賄側の企業の本社を訪問した際の旅費など、あわせておよそ350万円を負担させた収賄容疑で、14日午後、東京地検特捜部に再逮捕されました。

 さてこの事件、東海地方でも進めているカジノを含むリゾート施設の誘致に影響はないのでしょうか。

 中部空港周辺を候補地に、事実上誘致を進めている愛知県は。

 「IR事業者の意見募集を行っているので待ちたい」(愛知県 大村秀章知事)

 大村知事は、14日、「権限があったとされる議員が金銭を得たとするなら忌々しき事態だ」と批判した上で、愛知県としてこれまで通り、IR関連企業からの意見の聞き取りを進めるなど誘致活動を進める考えを示しました。

 また、名古屋市は。
 「ナガシマなら問題ない。市民の利益になるかどうかを最前(いちばん前)に考えるべき。5000億円の投資をいりませんとは言えない」(名古屋市 河村たかし市長)

 河村市長はこのように話し、名古屋市内は難しいものの引き続き、三重県桑名市のナガシマリゾート周辺を候補地にする案を念頭に誘致の検討を進めていくということです。

 一方、同じくIR誘致を検討してきた千葉市では。

 「今回のスケジュール案では、調整や手続きに十分な時間をとることができないと判断した」(千葉市 熊谷俊人市長)

 千葉市長や幹部は、贈賄側とされる中国企業と2度面会していましたが、「一連の事件は、今回の判断に影響はなかった」としています。

 カジノを含む統合型リゾートIRの誘致、来年の国への申請を前に、東海地方の動きにも影響が出てくるかも知れません。(14日17:36)

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