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よりそい 2020秋編 ~静寂と生きる難聴医師~

2020年「地方の時代」映像祭【選奨】受賞の第1弾放送(2020年3月)の続編…

地方の現状を切り取る全国260番組が集まった伝統ある映像コンテストで、高い評価を頂いた。

「よりそい~静寂と生きる難聴医師 2020秋篇」
は、第1弾にもまして、放送後、大きな反響を各方面から頂いている。

番組は、三重県尾鷲市の尾鷲総合病院の内科医・今川竜二医師(34)に2年間密着。

今川医師は生まれながらにして聴覚障害がある。
読唇術を使って患者の診療にあたる日々。
日本に聴覚障害のある医師は10人ほどと言われている。
さまざまな壁を乗り越えながら地域医療に取り組む姿をご覧いただくと、医療の原点が見えてくる気がする。
患者の「声」を聞くことが何より大切なはずだ。
しかし・・・。

この番組の最大のトピックは、今川医師本人がナレーションを担当したこと。
これまで日本のテレビ番組で聴覚障害者が全編ナレーションを担当したことはないのではないだろうか…
自身が語る中で今川医師は、自分の声は、音としては全く感じ取れないと言う。
そんな状況の中でとつとつと、分かりやすく語って頂いた。
驚異的だ。
これまでどれほどの努力をされてきたのだろうか。
頭が下がる思いだ。

そして、コロナ禍の様子が新たに加わったこの「秋篇」では、聴覚障害者にとってマスクがコミュニケーションの壁になることがよりわかって頂ける。
2020年4月の緊急事態宣言発出後、大阪の吉村知事が記者会見でとった行動は、多くの聴覚障害者と関係者に喝采をあびた。
コミュニケーションは「共同作業」なのだ。
医療現場で使用可能な「透明マスク」が一刻も早く誕生することを願ってやまない。

どうぞ、最後まで今川医師との時間を共有してください。

プロデューサー 大園康志

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