8日夜、CBCテレビ『ドーナツトーク』に、小池徹平さんが出演し、今気になっているという「男性の許せない趣味」について、MCの女優・水野美紀さん、フリーアナウンサー・鷲見玲奈さん、お笑い芸人・ヒコロヒーさん、アーティスト・PORIN(Awesome City Club)さんに質問。その中で、多趣味の小池さんを追及していたはずの水野さんが、自身の“ある一言”をきっかけに意気消沈するという一幕がありました。

「僕は結構趣味が多くて…」と切り出した小池さん。「ダイビングとか釣りとか、マリンスポーツ全般はすごく好きで、あと競馬とかもやったりするんですよ」と続け、女性陣に対して“どんな趣味がイヤか”をストレートに尋ねました。
リモートで収録に参加している50人のドーナツ会員の女性たちから「ギャンブル全般」や「オンラインゲーム」といった声が上がる中、鷲見さんは「父親の趣味なんですけど、カブトムシを育てていて…」と話し、虫の飼育は辛いと指摘。
一方、「私は道具がいっぱい要る趣味をやめてほしいです」と語ったのは水野さん。「釣りだってスキューバダイビングだって、キャンプもそうだけど置き場所が大変なのがイヤだ。年に何回使うの!?って」と持論を展開。PORINさんが「確かに!場所とりますもんね」と納得する傍らで、自らの趣味とドン被りだった小池さんは「まぁまぁまぁ…」と言葉少なに。
それに気づいたヒコロヒーさんから「小池さん耳痛そうですね。そんな分かりやすい顔(笑)」とツッコまれると、「説教されてる気分です(笑)。だって要るんだもん!」と逆ギレっぽくおどけてみせた小池さん。

さらに水野さんは「DVDでさえイヤだった」と“置き場所大変論”についてヒートアップ。しかし、「ちょっと前に『LD』の時代あったじゃん!」と何気なく同意を求めたところで、4人は揃って「????」。スタジオは急に水を打ったように静まり返りました。
おやおや雲行きが怪しいぞといった表情の水野さんが「知らない!?」と強めに確認すると、4人からは「LD?」「LDって?」と口々にギモンが噴出。「LDじゃないっけ?DVDの1つ前!」との時系列を交えての説明にPORINさんから「VHS?」これに再び水野さんが「VHSの1つ後!」と力説しますが、ヒコロヒーさんは「DVDの前がLDっていうんですか?」小池さんも「いやいや、知らないですよ」とお手上げ状態に。
水野さんはこのやりとりの根底にある“アレ”に薄々気づいている様子ながらも「ウソだぁ~!あるでしょ?(笑)ちょっとホントに、レコードみたいな…」と必死に説明を継続。そこでスタッフから「レーザーディスクです」と助け船が入ると、手をパンと叩いて「そう、レーザーディスク!LD!レーザーディスク!」

「レーザーディスク?」とポカンとする4人に対して、水野さんは自らを鼓舞するように「DVDのでっかいヤツ!めちゃくちゃかさばって、その時期めっちゃ場所とってて」と、男性の許せない趣味という本題に戻そうとしますが、そこでついに“世代間ギャップ”の前に力尽き、一言「ショック……」と湧き上がる思いを端的に表現しました。
そのまま呆然とした表情でうつむき、押し黙ってみせる水野さんの様子に4人は大爆笑。PORINさんが「すいません、すいません…(笑)」と謝ると、ヒコロヒーさんが機転を利かせ「LDってそんなに知名度高いモノですか?」と、“4人が知らないのは世代の差じゃなくて知名度に問題あり説”を提唱。
鷲見さんも「あんまり多分そんな…めちゃめちゃ流行ってない…」とたどたどしく乗っかってみますが、水野さんはそんな鷲見さんをジッと見つめた後、伏し目がちになり「もういいです、ごめんなさい…進めてください…」と照れ笑いを押し殺しながら意気消沈。

それに対して「言えば言うほどなんか…すいません(笑)」とヒコロヒーさんが詫びる中、「MDウォークマンとか流行りました!」と鷲見さんが同じディスクメディア関連でトークを伸ばそうと試み、PORINさんも「流行りましたね!」と元気に合いの手を入れるものの、完全に力を失っている水野さんが「もういいです。あの、塩を塗ってくるだけです…」と肩を落とすと、再び全員が爆笑。

急に発生した他メンバーとの“よもやの世代間ギャップ”にうっかりハマってしまった水野さんだったのでした。
(5月8日(日)よる11時30分放送 CBCテレビ『ドーナツトーク』より)