24日夜、CBCテレビ『ドーナツトーク』に、武田真治さんがゲスト出演。約22年間出演していた“めちゃイケ”の、オンエアでは分からなかった収録時の意外な裏側を明かし、「あの一緒にいたヤツらが悪いの」と恨み節を漏らす一幕がありました。

『ドーナツトーク』はゴシップに恋愛、日々の悩みから世界情勢まで、正解はないもののホンネで終わりなく続く“井戸端会議”をのぞいてみることで、共感や発見、新たな価値観に出会えるという4月スタートのトークバラエティ。
MCを務める女優・水野美紀さん、フリーアナウンサー・鷲見玲奈さん、お笑い芸人・ヒコロヒーさん、アーティスト・PORIN(Awesome City Club)さんの女性陣4人が武田さんを迎えました。
武田さんとドラマで共演経験のある水野さんが「コミュニケーションをしっかり取られる方で、お話好きですよね」と人柄を紹介すると、ヒコロヒーさんから「えっ?意外!私、めちゃイケ世代なので、番組の中だとちょっとクールで男前、やる時はやるみたいな感じのイメージでした」との驚きの声が。

それを聞いた武田さん、急に神妙な面持ちとなって「違うんです…」と切り出すと、「これは言わせて。めちゃイケで22年間、僕一生懸命喋ってたの。でもコメントが面白くなくて全然使われなかっただけ!」と続け、収録中ずっと頑張って喋っていたものの、あえなくカットの憂き目にあっていたと、悲しみに満ちた表情で暴露しました。

これに4人は大爆笑。「だから寡黙なイメージになってたんですか(笑)。めっちゃ喋ってたんですね」と、めちゃイケでの様子と目の前で感じるキャラとの違いについて納得するヒコロヒーさんの言葉に、「すごい残酷な事言ってるんですよ、今…」と肩を落とす武田さん。
「コメントが採用されてなかっただけ、22年間。だからあの一緒にいたヤツらが悪いの!」と語気を強め、周りの出演者が面白過ぎたせいで、自分がすっかり寡黙なイメージの人になってしまったのだと恨み節まで飛び出しました。

また、MC陣が気になる事として挙げたのが、独身を貫いてきた武田さんが2020年7月に発表した、モデル・静まなみさんとの“結婚”について。
水野さんから心境の変化があったのかどうか尋ねられた武田さんは「これはねぇ、やっぱりコロナ禍っていうのが大きかったかも。今までの女性とのお付き合いって、映画を一緒に見て、割とトンチンカンな答えが返ってくる事が多かったんですよ、僕の世代にはバイブルの『ゴッドファーザー』とかだと…」と過去の恋愛について切々と語り始めました。

「(中略)…そういう映画の感想が自分にとって真っ当だなって思える人でした。自粛生活の中で彼女が勧めてくれる海外ドラマとかもみんなすごく面白くて、『この人の内面にもう少し触れていきたいな』という風に思えたのがすごく大きかったですね」と、しっかりした量のコメントを締めくくると、全て聞き切った水野さんが「ま、要約すると『価値観が合った』ということですね」と、7文字で端的に表現。
これには鷲見さんも「ちょっとになった(笑)」と大笑い。さらにヒコロヒーさんが「結構8分くらい喋ってくれましたけど、その一言で要約できてしまいましたか」とツッコむと、武田さんは「どこまで使われるのかな?ゴッドファーザーぐらいまでは使われそうだよね(笑)」と、めちゃイケでの経験が脳裏をかすめたのか、不安顔に。
さらにPORINさんから、結婚の決め手について「じゃあ容姿じゃなく、内面性ってことですよね?」と尋ねられた武田さん。「これが残酷かもしれないんですけど、自分の好みの人からアプローチしていったっていう人生ではありました。でもその中で、より深い…」とまで語ったところでハッとした表情となり、「まぁ要約すると、『価値観が合った』です(笑)」と、ついに自ら要約。見事その部分のオンエアを勝ち取った武田さんだったのでした。
(4月24日(日)よる11時30分放送 CBCテレビ『ドーナツトーク』より)