12月4日夜、CBCテレビ『ドーナツトーク』に、アルコ&ピースの酒井健太さんが出演。妻である元静岡放送アナウンサー・矢端名結さんとの交際が発覚した“タクシー降車中の週刊誌激写”についてリアルな当時の様子を語りました。

番組内の「気になる会話 覗かせてもらいました」のコーナーで、女性タクシードライバー3人が、客から行き先を聞くまでのドキドキ感や、遭遇した理不尽客、芸能人を乗せた時の対応などについて赤裸々に明かしていたことを受け、MCの女優・水野美紀さん、フリーアナウンサー・鷲見玲奈さん、お笑い芸人・ヒコロヒーさん、アーティスト・PORIN（Awesome City Club）さんの4人を前に、「僕も今の奥さんと付き合ってる時に撮られたのはタクシー降りた直後で…」と切り出した酒井さん。

「静岡に住んでた頃の彼女の家の前で。ラジオの共演者だったんですけど、仕事が終わって2人でタクシーに乗り込んで、しばらくしたら運転手さんが『あれ？後ろずっとついて来てますよ？』みたいに教えてくれて」と続けると、「こわ！」と、両手で顔を覆うヒコロヒーさん。PORINさんも「運転手さんが教えてくれたんですか！？」と、異変に気付く眼力に驚きを隠せませんでした。

酒井さんはそれに頷きながら、「さすがに酒井とやばたん（矢端さんの愛称）誰が撮るん？と俺は思ってて。『大丈夫大丈夫、偶然ですよ』とか言ってたら、降りたらもう後ろのバンみたいな車が『スクープだ―！』みたいになって車が揺れてて（笑）」と語り、「撮れたぞー！みたいな？（笑）」と鷲見さんも大笑い。「俺らは、そんなに喜んでくれるなら全然いいよ、撮って！みたいな感じで」と懐かしそうに振り返っていました。

また“芸能人のタクシーあるある”なのか、鷲見さんが「私、何回かまいてもらったことあります」と明かせば、ヒコロヒーさんも「私もある…私でさえある」とそれぞれドラマのような展開を経験。

意外そうな水野さんが「『まいてください！』って言うの？」と尋ねると、鷲見さんは「そう！すっごい運転手さんテンション上がるですよ、『分かりましたっ！』って（笑）」と、プロ意識がくすぐられるのか、ノリノリで協力してくれると語っていました。

一方、前述のコーナーに登場した女性タクシードライバー3人の話について、ヒコロヒーさんが「本当に言われてハッとしましたけど、乗せた時に『どこどこまで』って行き先言われるのがガチャ、ギャンブルっていうのホンマおっしゃる通りですよね」と納得すると、「お客さん側からもガチャ感ありません？」と鷲見さん。

すると、水野さんが「運転手さんって結構個性強い人多くない？私、ずっと吹かしてるおじいちゃんのタクシー乗ったことある（笑）」と強めのエピソードを披露し、ヒコロヒーさんも「私、すいません次右曲がって下さいって言ったら、『右に…、曲がって欲しいのかぁい？』って、うっすいSプレイされたことありますねぇ」と語るなど、スタジオは“すごかった運転手さん”の話題で大盛り上がりに。

そして、これまたヒコロヒーさんが「この間タクシー乗ってた時、私が仕事でめちゃくちゃ嫌なことがあって、一人でタクシーに乗りながらグスグス泣いてたんですよ」と、ある日の移動時の出来事を紹介。

「それで現場に着いて、ありがとうございましたって会計してたら、『ヒコロヒーさんですよね？』って言われて。『僕はねぇ、ラジオが好きでヒコロヒーさんのラジオ聞くことで元気もらって仕事を頑張れてるんですよ。いつもありがとうございます』って言われて。めちゃめちゃ良い人やんって思いました」と続け、客であるヒコロヒーさんを元気づけようとする運転手さんの心意気に胸打たれる4人。

しかし、その続きで「『今日も今からお仕事だと思いますけど、頑張ってください』って何かモノくれて。“食べ過ぎ飲み過ぎ胃のもたれに”って書いてあって…『胃薬』で。ワシ飲み過ぎてグスグス言ってたわけちゃう」と、心配されていたのがまさかの二日酔いだったと明かされると、一同は大爆笑。

ラジオの熱心なリスナーというだけあって「ヒコちゃんのことよく知ってるんだね（笑）」と、優しさと思い込みが半分半分の運転手さんの気遣いに感心していた酒井さんだったのでした。

（12月4日（日）よる11時30分放送 CBCテレビ『ドーナツトーク』より）