名古屋国際音楽祭
 
2014年度のプログラム
4月20日(日)開場 14:30 開演 15:00 愛知県芸術劇場コンサートホール
欧米音楽界でも規範となったバッハ・コレギウム・ジャパンのバッハ、満を持して贈る、極め付けの「マタイ」! バッハ・コレギウム・ジャパン J.S.バッハ:「マタイ受難曲」 BWV244
公演レポート
今回の「マタイ」ツアーは各地で5公演を開催、当日はその最終ステージとなった。また、世界的評価を得ているゲルト・テュルクの、エヴァンゲリストとしての最後のパフォーマンスでもあり、鈴木氏以下のアンサンブル全員が格別の思いでステージに臨んだようだ。休憩を入れて3時間15分に及ぶ大作が、何ら緩むことなく描き上げられた。テュルクはもちろん、モリソン、ファン・デア・リンデ、コーイなどの実力ソリスト陣の歌唱が音楽を引き締め、進化した合唱の表現力も相俟って圧巻のフィナーレまで突き進んだ。鈴木氏の感無量の立ち姿が記憶に残る名演であった。


事前告知
 

1990年の創設以来、バッハ作品を中心に積極的な演奏活動を展開し、ライプツィヒ・バッハ音楽祭、BBCプロムス、カーネギーホール、コンセルトヘボウなど、本場ヨーロッパや米国でも絶賛を浴びてきた。
2012年には音楽監督、鈴木雅明がライプツィヒ市から「バッハ・メダル」を受賞し、この分野で第一人者としての評価を決定付けた。「峻厳な精神性の高さ」(タイムズ誌)、「光を発するかのような響きの美しさ」(朝日新聞)と評されるアンサンブルに、ヨーロッパから一流のソリスト陣が加わり、これ以上ない布陣で伝説の「マタイ」が音楽祭に来臨する。

 
  鈴木雅明

指揮 鈴木雅明
合唱・管弦楽 バッハ・コレギウム・ジャパン
ソプラノ ハンナ・モリソン
アルト クリント・ファン・デア・リンデ
テノール
/福音史家
ゲルト・テュルク
バス/イエス ペーター・コーイ
プログラム J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244
ハンナ・モリソン
クリント・ファン・
デア・リンデ
ゲルト・テュルク
ペーター・コーイ
公演日 2014年4月20日(日)
【開場】14:30 【開演】15:00
会場 愛知県芸術劇場コンサートホール
料金 S¥10,000 A¥9,000 B¥7,500 C¥6,000 D¥5,000