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ハーディングが指揮者としてのキャリアをスタートさせた頃から共に演奏し成長してきたマーラー・チェンバー・オーケストラが、有名オーケストラに客演を重ねるようになった現在も、彼にとっては特別の存在であることを示したコンサートだった。10型(10-8-6-5-3)の弦楽器群に2管と小ぶりな編成であるが、奏者一人一人が指揮者に敏感に反応し、積極的に音楽に参加する一体感のある演奏は視覚的にも聴衆を魅了した。特に後半のドヴォルザークではこのコンビならではの溌剌とした演奏を楽しんだ。このオーケストラにとっては当然のことで失礼かもしれないが、素晴らしい音程で響いた金管楽器のハーモニーが美しかった。
《当日のアンコール曲》
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指揮 |
ダニエル・ハーディング |
管弦楽 |
マーラー・チェンバー・オーケストラ |
プログラム |
シューマン:交響曲第3番 変ホ長調「ライン」作品97
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調「新世界から」作品95 |
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公演日 |
2013年6月16日(日)
【開場】13:30 【開演】14:00 |
会場 |
愛知県芸術劇場コンサートホール |
料金 |
S\15,000 A\12,500 B\10,000 C\8,000 D\6,000 |
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