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落花盛んな春の一日、幸いまずまずの天候にも恵まれて「名古屋国際音楽祭」の開幕公演は華やかな雰囲気に包まれた。パリジェンヌのエマニュエル・スヴィエルチはフランス音楽の精華、ラヴェルのピアノ協奏曲を誇張を排して詩的に表現、フレンチ・ピアニズムの真髄を示す演奏を繰り広げた。モーツァルト晩年の傑作クラリネット協奏曲を演奏したシャーリー・ブリルはモーツァルトが本来この曲のソロに想定したと思われるバセット・クラリネットを使用、スケールの大きな演奏を見せ、特に第２楽章の天国的な美しさに会場は静まりかえった。後半はチェロ界のホープ、宮田大がドヴォルザークの協奏曲で登場、持ち前の驚嘆するテクニックで見事にこの難曲を弾ききり、万雷の拍手を浴びた。これも指揮者、秋山和慶と名古屋フィルの好サポートがあってこそ、両者に感謝したい。
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誰もの憧れ、馥郁たるロマンの香り豊かなフランス・ドイツ両国。現在、当地で急速に脚光を浴びる二人の若きアーチストが、「名古屋国際音楽祭」のために来日する。
フランスの俊英ピアニストとして大活躍するエマニュエル・スビィエルチと、ベルリン在住で新世代を代表するクラリネット奏者のシャーリー・ブリル。そして、今話題のナンバーワンのチェリスト、宮田 大も音楽祭に初登場！
秋山＝名フィルと奏でる珠玉のコンチェルトは魅力満載！ |
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エマニュエル・
スビィエルチ |
シャーリー・
ブリル |
宮田 大 |
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| ピアノ |
エマニュエル・スビィエルチ |
| クラリネット |
シャーリー・ブリル |
| チェロ |
宮田 大 |
| 指揮 |
秋山 和慶 |
| 管弦楽 |
名古屋フィルハーモニー交響楽団 |
| プログラム |
ラヴェル：ピアノ協奏曲 ト長調
モーツァルト：クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
ドヴォルザーク：チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 |
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| 公演日 |
2013年4月7日（日）
【開場】14：30 【開演】15：00 |
| 会場 |
愛知県芸術劇場コンサートホール |
| 料金 |
S\7,000 A\6,000 B\5,000 C\4,000 D\3,000 |
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