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ツィメルマンこだわりのショパン・プログラムが詰め掛けたたくさんのお客様に大きな満足をもたらした一夜でした。「音楽というのは音ではなく、時間なのです。音楽はそれを再現している時間そのものにあります。」と語っていたツィメルマン。お客様は演奏するツィメルマンと確かに同じ時間を生きた・・・そんな感じがしたコンサートでした。そしてツィメルマンにとっては「それが、私が演奏する理由です。」という事になります。公演終了後、「たくさんのよいお客様に聴いていただけたことを感謝します」と話してくれたツィメルマン。早速再演を望む声もあがりました。しかし少し残念なことに、来年は演奏活動を休止して長期休暇に入るということです。 |
すべては音楽のために・・・。世界中に自分のピアノを持ち歩き、理想の音楽を追い求めるためには少しの妥協も許さない芸術家魂。その音楽は深く、芳醇で常に輝き続ける。通常はリサイタルのプログラムを直前にならないと発表しないツィメルマンが2010年のショパン・イヤーに向けて準備しているのはショパンのピアノ・ソナタ2番、3番。世界中でこれを演奏しまた録音もするという。きっと私達は今聴くことができる最高に贅沢なショパンを堪能することになるのだろう。 |
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クリスチャン・ツィメルマン |
ピアノ |
クリスチャン・ツィメルマン |
プログラム |
ショパン: |
夜想曲 嬰へ長調 |
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Op.15-2 |
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ソナタ第2番変ロ短調 |
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Op.35 「葬送」 |
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スケルツォ第2番変ロ短調 |
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Op.31 |
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ソナタ第3番ロ短調 |
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Op.58 |
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舟歌 嬰へ長調 |
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Op.60 |
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公演日 |
2010年5月28日(金)
【開場】18:15 【開演】18:45 |
会場 |
愛知県芸術劇場コンサートホール |
料金 |
S\10,000 A\8,500 B\7,000 C\5,500 D\4,000 |
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