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温かい上質のモーツァルト演奏でした。指揮者のボルトンは今年もザルツブルク音楽祭でプレミエを含むオペラ2本を振る実力者、フォークトもトップオーケストラから引く手あまたのピアニストとヨーロッパでの二人の活躍ぶりがとても納得できる演奏でした。ただ少し残念だったのは2人とも日本での知名度が今一つなかったせいか、シンフォニーに毎度おなじみの40番や41番が入っておらずプログラムが「やや地味」と受け取られてしまったせいかお客様が少なめだったことです。でも拍手は盛大でした。それに応えてオール・モーツァルトで3曲もアンコールが続き、和やかな雰囲気で終演となりました。
当日のアンコール曲
・ シューベルト |
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樂興の時より(ピアノアンコール) |
・ モーツァルト |
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「フィガロの結婚」より序曲 |
・ モーツァルト |
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行進曲 K.335 |
・ モーツァルト |
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カッサシオン K.63 |
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モーツァルトの生まれた町ザルツブルクは今なおモーツァルト時代の佇まいを残す美しい町並みを見せています。そして、モーツァルトの未亡人コンスタンツェが礎を定めたという名門ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団はこの町の誇りです。交響曲からオペラまでモーツァルトの演奏スタイルを楽団全員が把握し、細部に至るまでの様式感が徹底しています。指揮にバロック、古典派作品に高い評価を得る芸術監督のアイヴォー・ボルトン。ピアノには世界のトップ・オーケストラから引く手あまたのラルス・フォークトが登場します。
今、役者は揃った!! |
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アイヴォー・ボルトン |
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指揮 |
アイヴォー・ボルトン |
管弦楽 |
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 |
ピアノ |
ラルス・フォークト |
プログラム |
モーツァルト: |
交響曲 第36番 ハ長調「リンツ」
ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調
交響曲 第38番 ニ長調「プラハ」 |
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公演日 |
2009年6月5日(金)
【開場】18:15 【開演】18:45 |
会場 |
愛知県芸術劇場コンサートホール |
料金 |
S\12,000 A\10,000 B\8,000 C\6,000 D\5,000 |
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