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最近新たにオーガスタ(米国・アトランタ州)のオーケストラの音楽監督が決まったというシズオ・Z・クワハラ、グラモフォンのアーチストとして飛躍の時を迎えているアリス=紗良・オット、清潔な音程とリズム、柔らかい音色で聴衆を魅了するジョセフ・リンと21世紀のクラシックシーンで益々の活躍が期待されるホープ達のエネルギーに満ちたコンサートとなりました。リンの自作のカデンツァやアリスの若手ならではのテクニックも注目されましたが、興味深かったのはその出自からしても東洋と西洋といった地域や人種をクロスオーバーした3人の演奏スタイルでした。新世代のチャイコフスキーをたっぷり楽しんだ(終演時間21時20分)金曜日の夜でした。 |
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ヴァージニア交響楽団の正指揮者を経てアメリカの数多くのオーケストラに客演しているシズオ(76年東京生まれ)、小澤征爾指揮ボストン交響楽団との共演をはじめ世界各地のリサイタルが大きな反響を呼んでいるリン(78年メンフィス生まれ)、数多くのコンクール受賞歴を持ち、ブレンデル、中村紘子、フォークト等からも絶賛されているアリス(88年ミュンヘン生まれ)。21世紀のクラシック・シーンで熱い視線を浴び始めている三人の若手が同じステージに立ってチャイコフスキーの名曲に才気を煌かせます。
哀愁のメロディを心ゆくまでお楽しみください。 |
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シズオ・Z・クワハラ |
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ジョセフ・リン |
アリス=紗良・オット |
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名古屋フィルハーモニー交響楽団 |
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指揮 |
シズオ・Z・クワハラ |
管弦楽 |
名古屋フィルハーモニー交響楽団 |
ピアノ |
アリス=紗良・オット |
ヴァイオリン |
ジョセフ・リン |
プログラム |
チャイコフスキー: |
組曲「くるみ割り人形」作品71a
ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
幻想序曲「ロメオとジュリエット」 |
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公演日 |
2009年5月29日(金)
【開場】18:15 【開演】18:45 |
会場 |
愛知県芸術劇場コンサートホール |
料金 |
S\7,000 A\6,000 B\5,000 C\4,000 D\3,000 |
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