|
|
|
|
キーシンは公演日前日から会場の愛知県芸術劇場コンサートホールを貸切り、入念なリハーサルを繰り返して翌日の本番に臨みました。それは同じフレーズを何回もリピートしてみて、納得のいくまでピアノと向き合うという、緊張感みなぎるリハーサルでした。
本番の演奏はまさに「神童から巨匠へ」とピアノの王道を歩み続けるキーシンならではのもの。年間の公演回数を50回程度に制限し、身体のコンディションを整え、聴衆に最高の演奏を提供するという彼の姿勢がしっかり反映されていました。
プログラムを終了した後のアンコールはショパンとプロコフィエフから5曲、最後の1曲をモーツァルトの「トルコ行進曲」で閉めるという45分に及ぶもの。満員のお客様大満足の公演となりました。
|
当日のアンコール曲 |
1. ショパン |
: |
ノクターン第8番 変ニ長調 Op27−2 |
2. プロコフィエフ |
: |
“4つの小品”より 4「悪魔的暗示」 |
3. プロコフィエフ |
: |
歌劇「三つのオレンジへの恋」より行進曲 |
4. ショパン |
: |
ワルツ第2番 嬰ハ短調 Op64−2 |
5. ショパン |
: |
ワルツ第6番 変ニ長調「仔犬」 |
6. モーツァルト |
: |
ピアノソナタ第11番 イ短調より第3楽章
(トルコ行進曲) |
|
コンサートは毎回拍手喝采の嵐。1988年カラヤン指揮ベルリン・フィルとの共演以降、カーネギー・ホールデビュー、ショルティ、バレンボイム、ジュリーニ、ムーティ、小澤征爾との共演や、ザルツブルク音楽祭でのリサイタルなど、世界のトップ・ピアニストとして活躍を続けているキーシンが音楽祭に初登場します。
「神童」から「巨匠」へ・・・。張り詰めた緊張感と卓越したタッチで聴き手を圧倒する若き巨匠の6年ぶりの名古屋公演です。 |
|
|
|
|
エフゲニー・キーシン |
プログラム
(予定) |
プロコフィエフ: |
バレエ「ロメオとジュリエット」より4つの小品
ピアノ・ソナタ第8番「戦争ソナタ」 |
ショパン: |
ポロネーズ第7番「幻想ポロネーズ」、4つのマズルカ
12の練習曲 作品10より、12の練習曲 作品25より |
|
|
|
|
公演日 |
2009年4月15日(水)
【開場】18:15 【開演】18:45 |
会場 |
愛知県芸術劇場コンサートホール |
料金 |
S\15,000 A\12,500 B\10,000 C\7,500 D\6,000 |
|
|
|
|
|