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スメタナの「わが祖国」のみのプログラムということで、お客様の入りを心配したコンサートでしたが、小雨模様にも拘わらず1500人を超える来場者がありました。第一曲目「高い城」の冒頭のハープのソロが一瞬にして私達をチェコの自然と歴史の世界に誘ってくれました。ヴァーレク指揮の演奏は誇張のない音楽の自然な流れを大切にしたもの。「わが祖国」の曲同様、チェコ人の音楽に寄せる信頼と音楽の持つ力を信じる心がその演奏にも受け継がれているように思いました。「わが祖国」は8月の東海学生オーケストラ連盟のコンサートでも演奏されるということで会場には学生の姿も目立ちました。
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スメタナやドヴォルザークを聴くと不思議と誰もが感じる“郷愁”。チェコの豊かな自然と多様な文化が産み出したスメタナの「わが祖国」はチェコ音楽の金字塔。民族の歴史をテーマに、文化を育む自然や街の風景、伝説的な英雄や誇り高い戦いを描く。ボヘミア地方の中央を南から北へ流れるモルダウ川の中心部に位置する街プラハ。今回、音楽祭で「わが祖国」を演奏するのは、その街に本拠地を置くプラハ放送交響楽団。首都プラハの誇る指揮者とオーケストラの「わが祖国」はまさに民族のハーモニー。彼らの「故郷を思う音楽」は私たちにどう響くだろうか。 |
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指揮 |
ウラディミール・ヴァーレク |
管弦楽 |
プラハ放送交響楽団 |
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プログラム |
スメタナ: |
連作交響詩「わが祖国」全曲
《高い城》《モルダウ》《シャールカ》
《ボヘミアの森と草原から》《ターボル》《ブラニーク》 |
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公演日 |
2008年7月3日(木)
【開場】18:15 【開演】18:45 |
会場 |
愛知県芸術劇場コンサートホール |
料金 |
S\10,000 A\8,500 B\7,000 C\5,500 D売切 |
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