名古屋国際音楽祭
 
2007年度のプログラム
ミハイル・プレトニョフ指揮 ロシア・ナショナル管弦楽団
公演レポート
プレトニョフとロシア・ナショナル管弦楽団の抜群の実力を再認識させられたコンサートとなりました。クラリネットを筆頭とした木管奏者の力量、決してうるさすぎずどこまでも音楽的な金管、やわらかい弦の音色に感心したのはもちろん、指揮者と一体となった音楽創りは会場を新鮮な驚きで包みました。聴きなれたチャイコフスキーの5番にきっと多くのお客様は「これは聴き漏らせない」と身を乗り出したのではないでしょうか?ファーストバイオリンの8プルトとセカンドバイオリンの7プルトがそれぞれ指揮者の左と右に一列に並ぶ楽器配置も珍しいものでした。またショパンのピアノ協奏曲の管弦楽パートはプレトニョフ編のものが使用されました。

 ショパン:ピアノ協奏曲第1番
     
チャイコフスキー:交響曲第5番 
     
    アンコール後
 
■プログラム

指 揮  :  ミハイル・プレトニョフ
管弦楽  :  ロシア・ナショナル管弦楽団
ピアノ  :  ラファウ・ブレハッチ

チャイコフスキー : 交響的幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」op.32
ショパン   :   ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
 (ピアノ : ラファウ・ブレハッチ)
 管弦楽編曲 : プレトニョフ

【アンコール】

ショパン : 「4つのマズルカ」op.17より ホ短調 (ピアノ : ラファウ・ブレハッチ)

--(休憩20分)--------------------------------

チャイコフスキー : 交響曲第5番 ホ短調 op.64

【アンコール】

チャイコフスキー  : バレエ音楽「眠りの森の美女」より ワルツ
ハチャトゥリャン   : バレエ音楽「ガイーヌ」より レスギンカ
 

 
 
事前告知
 
 
素晴らしい組み合わせが実現する。指揮者はピアニストとしても超一流、芸術における傑出した才能があらゆる賛辞を受けているプレトニョフ。オーケストラはプレトニョフが創設し短期間に世界的レベルのオーケストラに上り詰めたソリスト集団、ロシア・ナショナル管弦楽団。そしてソリストはご存知2005年ショパン国際ピアノコンクールの覇者ブレハッチ。音楽祭でショパンの協奏曲が演奏されるのは前回の覇者ユンディ・リ以来5年ぶり、ユンディとの聴き比べも楽しみ。旬の3者が揃う注目のコンサート。  
    ラファウ・ブレハッチ&ミハイル・プレトニョフ
指揮 ミハイル・プレトニョフ
管弦楽 ロシア・ナショナル管弦楽団
ピアノ ラファウ・ブレハッチ
プログラム チャイコフスキー:幻想的交響詩「フランチェスカ・ダ・リミニ」
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
チャイコフスキー:交響曲第5番
 
公演日 2007年5月31日(木)
開場 6:15PM 開演 6:45PM
会場 愛知県芸術劇場コンサートホール
料金 S\15,000 A\12,500 B\10,000 C\7,500 D\5,000
 

※入場料金には全て消費税が含まれております。
※プログラム内容、出演者等変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※未就学児童のご入場は同伴の場合でもお断り致します。