名古屋国際音楽祭
 
2007年度のプログラム
エディタ・グルべローヴァ オペラ・アリアの夕べ
公演レポート
これぞ天上の声。陶酔と官能の嵐とも表現される声が、コンサートホールを満たした。
     
表情豊かにオペラ・アリアを
歌い上げるグルベローヴァ
  4月10日(火)、世紀の歌姫”エディタ・グルベローヴァ”が名古屋に登場しました。
会場の愛知県芸術劇場コンサートホールには大勢のファンが詰め掛け、グルベローヴァの驚異的な歌声に魅了されました。当日は、グルベローヴァの十八番であるノルマ、ルチアなどオペラアリアの数々を、名古屋フィルハーモニー交響楽団をバックに歌い上げました。指揮はグルベローヴァのパートナー・フリードリッヒ・ハイダー氏。そして若手のバリトン・イヴァン・パレイが若く颯爽とした歌声でエディタ・グルベローヴァをエスコートしました。

エディタ・グルベローヴァ オペラ・アリアの夕べ

2007年4月10日(火)
愛知県芸術劇場コンサートホール


ソプラノ  :  エディタ・グルベローヴァ
     
バリトン  :  イヴァン・パレイ
指 揮  :  フリードリッヒ・ハイダー
管弦楽  :  名古屋フィルハーモニー交響楽団

■プログラム

-- 開演18時45分 --------------------------

W.A.モーツァルト
   歌劇「劇場支配人」より序曲(オーケストラ)
   歌劇「後宮からの逃走」より
         ”あらゆる苦しみが”(グルベローヴァ)
   歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より
         ”窓辺にいでよ”(パレイ)

G.ドニゼッティ
   歌劇「ロベルト・デヴェリュー」より序曲(オーケストラ)
   歌劇「ランメルモールのルチア」より
     狂乱の場”優しいささやき〜苦い涙をそそげ”
                    (グルベローヴァ)

-- 休憩20分 --------------------------------

V.ベッリーニ
   歌劇「ノルマ」より序曲(オーケストラ)
     ”清らかな女神よ”(グルベローヴァ)

E.ヴォルフ=フェラーリ
   歌劇「4人の田舎娘」より序曲と間奏曲(オーケストラ)
   歌劇「スザンナの秘密」より序曲(オーケストラ)

G.ドニゼッティ
   歌劇「ドン・パスクァーレ」
         ”天使のように美しい”(パレイ)

V.ベッリーニ
   歌劇「テンダのベアトリーチェ」より
         ”もし私に墓を立てることが許されても”
                    (グルベローヴァ)

【アンコール】

ドニゼッティ
歌劇「シャモニーのリンダ」より
        ”ああ!あまりにも遅すぎた〜この心の光”
                    (グルベローヴァ)

シュトラウス
喜歌劇「こうもり」より”田舎娘の姿で”(グルベローヴァ)
     
 
カーテンコールを受けるグルベローヴァ。
左からハイダー(バリトン)、グルベローヴァ、パレイ(指揮者)、名フィル
  エディタ・グルベローヴァさん、ハイダー氏、パレイ氏から名古屋国際音楽祭30周年を祝う、祝福の言葉を頂きました。

 
 
事前告知
 
 
数々の伝説の名演を生んできたグルベローヴァの驚異的な声の技がまた聴ける!公演のたびに世界のオペラ・ファン、声楽ファンを沸かせているグルベローヴァが2年半ぶりのリサイタル。最近では2003年の「ノルマ」(演奏会形式)、2004年ウィーン国立歌劇場での「ドン・ジョヴァン二」で日本のファンを魅了したことが記憶に新しい。今回のリサイタルでは彼女のパートナーでありウィーン国立歌劇場でも活躍している指揮者フリードリッヒ・ハイダーが名フィルのタクトをとる。  
共演 イヴァン・パレイ(バリトン)
指揮 フリードリッヒ・ハイダー
管弦楽 名古屋フィルハーモニー交響楽団
プログラム ドニゼッティ:
歌劇『ランメルモールのルチア』より狂乱の場“優しいささやき〜苦しい涙を流せ”
ベッリーニ:歌劇『ノルマ』より “清らかな女神よ” ほか
 
公演日 2007年4月10日(火)
開場 6:15PM 開演 6:45PM
会場 愛知県芸術劇場コンサートホール
料金 S\17,000 A\14,000 B\11,000 C\8,000 D\6,000
 

※入場料金には全て消費税が含まれております。
※プログラム内容、出演者等変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※未就学児童のご入場は同伴の場合でもお断り致します。