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CBC防災ステーション宣言

CBCテレビの防災企画・報道特別番組

イッポウスペシャル 防災列島
~震災6年 “備え”は今~

  • イッポウスペシャル 防災列島 ~震災6年 “備え”は今~
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番組概要

 東日本大震災の発生から丸6年となる3月11日。2002年以降、17本の防災特番を製作し、巨大地震への備えを呼び掛けてきたCBCテレビ報道部が、第18弾として放送するのが「イッポウスペシャル 防災列島 ~震災6年 “備え”は今~」です。「3・11」地震発生から6年となるその日の“今”の表情を伝えると共に、東海地方に生きる私たちにとって大切な“備え”を生放送で考えます。

番組内容

①名古屋に「未知の活断層」が!?

 去年4月の熊本地震で明らかになったのは「未知の活断層」がもたらす被害の大きさ。実は230万人が暮らす名古屋市内でも、「未知の活断層」が街の中心部を走っている可能性があるのです。少しでも被害を減らすために、私たちは何を備えればいいのでしょうか?

「未知の活断層」が動いた熊本・益城町

名古屋市内でレポートする加藤由香アナ

②コンビナートの「大規模火災」を防げるか!?

 巨大地震で懸念されるのがコンビナートの大規模火災。特に、爆発的に勢いを増す「ボイルオーバー」と呼ばれる現象を防ぐのは“時間との勝負”。最新の消火システムの実力は果たして!?

タンク火災を防ぐ秘密兵器が・・・

③わずか4分で到達 「津波」対策の今

 南海トラフ巨大地震が発生した場合、三重県南部の尾鷲市には、わずか4分で津波が到達します。東日本大震災よりもはるかに早く押し寄せる津波。住民たちの“備え”は今。

ひたすら走って高台へ

④「もう一つの地震」から6年~ニュージーランドから見た“備え”の今

 東日本大震災発生直前に起きたニュージーランド地震。日本人28人を含む185人が犠牲になりました。クライストチャーチの街には今なお“爪痕”が残る一方で、新たな被害を出さないための対策も。そして、その沖合では、南海トラフ巨大地震の研究にもつながる「ある調査」が続いています。南半球の地震国、ニュージーランドの最新研究から、地震への“備え”を考えます。

クライストチャーチ大聖堂の今

マヒア半島を行く女性研究者ローラ

⑤震災発生後初めて見たフクシマの今~愛知に避難した一家に密着

 福島県いわき市から愛知県に避難してきた一家の6年。震災発生後、初めて見た故郷の光景とは・・・。
そして、福島第一原発からわずか4キロしか離れていない双葉郡浪江町の「今」も取材しました。

愛知に避難してきた一家

福島・浪江町の今

⑥大石キャスターが出会った「野球少年」の今

 6年前、岩手県陸前高田市から名古屋を訪ねてきた少年に大石キャスターが出会いました。当時は中学3年生だった彼も、今20歳に。巨大な防潮堤も完成し、急激に姿を変えた故郷で迎えた成人式。津波の被害を乗り越えて生き抜く“野球少年”の今を見つめました。

野球少年と再会 大石キャスター

今すぐ役立つ!防災主婦に学ぶ

 災害への備えは明日からではなくて、今すぐやりましょう!愛知県内のマンションに暮らす“防災主婦”の取り組みに密着しました。「いざという時に」備えるために、今すぐ役立つ生活の工夫とは…?

今すぐ役立つ!防災主婦に学ぶ

「スロースリップ」は巨大地震の前触れか

 巨大地震はどのように起こるのかを、地面の動きから探る研究者がいます。海からのプレートが日本列島に沈み込む南海トラフ。その西端にある宮崎県日向灘では、巨大地震を誘発するとも言われる「かすかな揺れ」スロースリップが繰り返し起きています。次の地震はいつ起こるのかを探る専門家の取り組みを取材しました。

「スロースリップ」は巨大地震の前触れか

地震国NZから南海トラフに迫る

 「スロースリップ」の研究は日本だけではなく、南半球の地震国・ニュージーランドでも始まっています。2016年11月に起きたマグニチュード7.8の地震では海底が大きく隆起したニュージーランド。南海トラフの動きを探るのにも重要な“調査ポイント”で今、何がわかってきたのでしょうか?

地震国NZから南海トラフに迫る

出演者

大石邦彦 加藤由香(CBCアナウンサー)
福和伸夫(名古屋大学減災連携研究センター長)

製作

CBCテレビ 報道部