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名字の由来って・・・?!?!

CBCアナウンサー光山が、世の中の気になったことを深堀りしてみる

ラジオのコーナー!
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」(土曜12:20~)内で放送中!

 

第12回は、『名字のアレコレ』についてお伝えします!

3本に分けてブログにてご紹介!

名字の由来は大きく分けると・・・?!

東海3県特有の名字を調査!

このような名字、あるんですよ!

 

今日は

名字の由来は大きく分けると・・・?!

についてです!


今回は・・・

名字を研究されている森岡先生に名字のことについてお話伺いました!

今回記事に出てくる名字の人数データなどは、

「名字由来ネット」というサイトから引用しています!

 

 

名字ランキングトップ10は?!

森岡先生によると、

日本には十数万もの名字がありますが、

その大半は、平安時代以降に生まれた名字です!

 

名字が多いランキングトップ10は・・・

佐藤・鈴木・高橋・田中・渡辺・伊藤・山本・中村・小林・加藤。

の順で多いです!

 

佐藤さんは全国に、約186万人!

ちなみに、MC若狭さんの名字と、私・光山の名字について・・・

全国にいる若狭さんは約9400人

全国にいる光山さんは約4100人

一番多い名字の人数と比較すると、

結構少ないことがわかるかと思います!

 

名字の由来は大きく分けて2つ!

名字について取材や調べを進めていくと、

名字の由来は大きく2つに分けられるなと感じました!

【歴史的背景からくる名字】

【地理的要素からくる名字】!

 

 

【地理的要素からくる名字】というのは、

『地形や方角などを元にした名字や、その地名に由来した名字』など!

 

【歴史的背景からくる名字】というのは、

『平安時代以降の、時代背景やその時代の職業に由来した名字』など!

 

トップ10を、2つの由来から見てみる!

この2つの観点でランキングトップ10振り返ると・・・

地理的要素から生まれた名字は・・・

『鈴木、田中、山本、小林。』など。

 

田、山、林などが入っていますが、

森岡先生によりますと、

「山・川・田などのつく名字は、数が非常に多い。

この他…池・林・森・原なども

地形由来の名字でよく使われる漢字です!」

とのこと!

 

 

一方、

上位にある名字で【歴史的背景からくる名字】は・・・

佐藤・伊藤・加藤

「お?これらが歴史的背景の名字なのか?」

と思われたかもしれまんが、

これらの名字に共通しているのは、『藤』

この“藤”は、平安時代の藤原氏にさかのぼります!

 

森岡先生によりますと、

「平安時代は藤原氏が

朝廷を完全に支配していて藤原氏ばかり。

すると、区別がつかなくなったので、

名字を使用して区別するようになりました!」

安藤・伊藤・江藤・加藤・工藤・後藤・近藤・斎藤などがその例です。

日本全国に、

佐藤の姓が約186万人。

伊藤の姓が約107万人。

加藤の姓が約88万人。

こういった歴史的背景をはじめ、

いろんな過去の歴史に紐づいて名字が付けられているそうです!

 

みなさん!

近代化が進んだ明治時代ごろから

名字って普及したように思っていませんでしたか?!

 

ただ、実際、森岡先生は

「一般的には明治以降につけられたと思われている名字は、

実は鎌倉時代や室町時代といった中世に

由来を持つことが多いです!

現在特定の地域に集中している名字は、

その地には結構古い時代からみられたりしますよ!」

と歴史とかなり深い繋がりが名字にあることをおっしゃっています。

そういった中で森岡先生が仰っていたことが・・・

「殿様など偉い人から貰った名字が

意外に多いというのが驚きです!

鯛を献上した人に鯛さん。

餅を献上した人に餅さん。

といった感じで、殿様から頂く名前が結構あるんです!」

ということです。

 

明日のブログでは、この2つの視点で、

東海3県の名字を見ていこうと思います!

 

この内容は、
CBCラジオ「若狭敬一のスポ音」内コーナー

『光山雄一朗の気になったので聞いてみました』

radikoのタイムフリーで聴けます!!

(2月13日まで聴くことができます!)

 

 

 

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