2012年度開催記録

2月10日(日)第11回CBC生きもの地球学校
「骨が語る動物のナゾ」 at 東山動物園

今年度11回目の「CBC生きもの地球学校」は、東山動物園で開催されました。前半は、生命の進化を「骨・筋肉・脳」の観点で解き明かしたドキュメンタリー映像上映会。後半は、動物の骨標本を交えて、東山動物園の中村 彰獣医師による講演「骨が語る動物のナゾ」でした。たくさんの骨標本に触れることも許され参加者のみなさんは興味津々。獲物を捕らえるために牙が大きくなった肉食動物のライオン。草を磨りつぶすに最適な臼のような歯をもつ草食動物のキリン。その顎骨のつなぎ部分が伸縮性のある靭帯でつなぐ構造となっているヘビは、口が大きく開けられ、大きな獲物も丸呑みできる。キリンの首の骨は、あんなに長い首であっても7本の頚骨からなるなど、話題満載。最後には、実際に園内の「サイ」、「ゾウ」舎に出かけて、彼らの口元を中心に骨格の観察会です。骨を見れば、その生きものの生活までも分かるという楽しい講義でした。

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