番組審議会
第542回中部日本放送番組審議会
| 開催日 | 平成20年7月11日(金) | ||||||||||||
| 出席委員 (敬称略) |
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| 議題 |
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1.テレビ番組審議
CBCスペシャル「年金戦記〜消された16年間〜」
| 放送時間 | 平成20年5月28日 午前9時55分〜午前10時50分 |
| プロデューサー | 有本 整 (報道局 報道部) |
| ディレクター | 吉野 貴士(報道局 報道部) |
| ナレーション | 真水 稔生(巣山プロ)・加藤 由香(CBCアナウンサー) |
企画意図
5000万件を超える持ち主の分からない年金記録が判明した、いわゆる「宙に浮いた年金」問題。高齢者の生活を根底から揺るがしたこの問題は未だ解決の目処が立っていない。
本番組は少ない年金生活の中で妻を失い、自らも大病を患った一人の男性が、ある日突然高額の未払い年金を受け取り、その金で逆に苦しんでゆく姿を追った報道ドキュメンタリーである。
年金問題が単に未払い金を返すだけでは解決とはなっていない現実を提示し、超高齢社会にある日本の根幹が揺らいでいる実態を告発する。
本番組は少ない年金生活の中で妻を失い、自らも大病を患った一人の男性が、ある日突然高額の未払い年金を受け取り、その金で逆に苦しんでゆく姿を追った報道ドキュメンタリーである。
年金問題が単に未払い金を返すだけでは解決とはなっていない現実を提示し、超高齢社会にある日本の根幹が揺らいでいる実態を告発する。
番組内容
愛知県豊明市に住む水野純一(みずのじゅんいち)さん、76才。
年金生活が始まってからはひと月11万円の年金で細々暮らしていた。
ビジネスの失敗で背負った借金の返済と、寝たきりになった妻の治療費を賄うには年金では足らず、朝から晩まで働き詰めの生活となった。その妻は闘病生活の末死去、自分もガンや心臓病を患い、今では一人暮らしを送っている。そんな中、年金保険料が25年間未納扱いになっていたという国の間違いが見つかった。水野さんの元には突然、2000万円を超える未払い金が入ってくることに。
しかしそのことが逆に水野さんを苦しめることになる。年金をもらい始めてからの16年間は、もっと豊かな人生になっていたかもしれない。国にとっては単なる事務的な訂正作業。しかし消された人生の事を思い苦しみに囚われた水野さん。この男性に救いはあるのか・・・。
年金生活が始まってからはひと月11万円の年金で細々暮らしていた。
ビジネスの失敗で背負った借金の返済と、寝たきりになった妻の治療費を賄うには年金では足らず、朝から晩まで働き詰めの生活となった。その妻は闘病生活の末死去、自分もガンや心臓病を患い、今では一人暮らしを送っている。そんな中、年金保険料が25年間未納扱いになっていたという国の間違いが見つかった。水野さんの元には突然、2000万円を超える未払い金が入ってくることに。
しかしそのことが逆に水野さんを苦しめることになる。年金をもらい始めてからの16年間は、もっと豊かな人生になっていたかもしれない。国にとっては単なる事務的な訂正作業。しかし消された人生の事を思い苦しみに囚われた水野さん。この男性に救いはあるのか・・・。
審議委員の主なご意見
- 非常に良い番組でした。すべてにもう少し説明があればよかったのではないか。
- 役人の怠慢をもっと厳しく詰めてほしい。
- 冒頭の老木、最後の赤い花、の演出がわかりずらかった。
- 老木と老人を重ねた冒頭はすごくよかったし、抑えたナレーションもよい。
- タイトルがよい。
- 年金の問題なのか、老人の人生の問題なのか、焦点が若干ずれてしまうところがあった。
- 人生は自己責任であると思う。その啓蒙も必要では?
- 男女のナレーションがはいることで緩急がつき良かったと思う。
- 背筋が伸びるような感覚。率直に良い番組だった。
- 取材対象者の日常がうまく映し出されている所とそうでない所があった。