神が宿る神聖な場所を示す「しめ縄」。伊勢地方では、「蘇民将来子孫家門」の木札を付けて飾ります。しかも、松の内が過ぎても、外すことはありません。三重県の伊勢地方には、しめ縄にまつわる伝説が残されているのです。
朝になると、村は疫病で全滅。 しかし、蘇民の家だけが、その災難から免れたのです。さらに、スサノオノミコトは「蘇民将来子孫家門」と書いて、 門に示しておくようにと言い残しました。 蘇民の家では、その教えを守り、代々栄えたといいます。