ゲスト:佐藤B作
H12年2月2日放送今回のゲストは、芝居の練習としての即興ドラマの経験は豊富であるという佐藤B作。
 そして、今回の設定は、「ハバロフスク行きの旅客船の待合所にやって来た男2人」である。スタジオに用意された待合所には、ベンチがずらりと並べられ、切符売り場や売店は閉鎖され、船は欠航との看板がかかっている。
 「ハバロフスク行き」の待合所という非日常的な状況で、2人はどんな男になるのだろうか、男たちは何の為にハバロフスクに行くのか、全く決まっていない白紙状態である。
 ドラマは、鶴瓶がひとり待合所におり、佐藤が現れるところからのスタートとなった。鶴瓶は、迷ったあげく、床に座り込む。そこに現れた佐藤は、何やらイライラしている様子。そして、突然、佐藤は鶴瓶の頭をたたいたのだった。対する鶴瓶は、驚き、唖然とするだけなのだが、これをきっかけにストーリーが展開されていくのである。ドラマは、2人の激しい言い合い、つかみ合いに発展し・・・。次々に舞台背景を作り出していく佐藤の演技にも注目である。
ゲスト:いしのようこ
H12年2月9日放送今回のゲストは、即興コントなら豊富な経験をもつといういしのようこ。
そして、今回の即興ドラマの設定は、入院患者(鶴瓶)とそこへ来た女性(いしの)である。
 スタジオには、病院の一室が作られ、いしのが病室に入ってくるところからのスタートとなった。患者扮する鶴瓶といしのが、どういう関係なのかは、全く決まっていない。だが、スタート直前、小道具担当スタッフが、鶴瓶に聞こえないように、いしののそばで「着替えを入れたバッグ」も用意してあることを伝えた。これによって、女性が患者の身内なのかそうでないかが決まってくる。そして、いしのは、結局このバッグを持ってドラマをスタートすることとなったのである。
 そして、いしのは病室に入ると、鶴瓶と親しげな関係の女性を自然に演じた。そして、着替えの入った袋を鶴瓶に渡す。慌てる鶴瓶。この2人の関係は?
 余裕の演技のいしのに対し、鶴瓶は赤面、思わず爆笑してしまう・・・。
ゲスト:山下徹大
H12年2月16日放送今回のゲストは、即興ドラマもアドリブも未経験だという山下徹大。でも、非常に興味のある分野で、挑戦してみたかったと語っていた。
彼は、加山雄三の次男であり、鶴瓶は山下の母「松本めぐみ」のファンだったというだけの理由で、この日を楽しみにしていた。
 そして、今回の即興ドラマの設定は「小学校の教室に男2人」。決まっているのはこれだけで、2人の関係や役柄は全く決まっていない。
しかし、スタートと同時にだした山下の台詞「先生、突然呼び出して何ですか?」で、鶴瓶が有無を唱える間もなく、鶴瓶・・・教師、山下・・・教え子の関係を決定してしまったのである。先生役になった鶴瓶は、今まであまり見せなかった真面 目なテーマを選択。10数年前の想い出と、かつての同級生の生死、人の生き方などについて、今回が初対面 とは思えない間合いで、2人の芝居は展開していくのである。
ゲスト:平田 満
H12年2月23日放送今回のゲストは、即興芝居を得意とする、ベテラン俳優の平田満。
 そして、今回の即興ドラマの設定は、「会社の中の応接室に男が2人」である。
ドラマは、鶴瓶がひとり応接室にいるところに、平田が入るところからのスタートとなった。当然、2人の関係や、役柄などは何も決まっていないままのスタートであるが、平田は即興経験が豊富なだけに、その場その場で感じたものを、見事なまでに演技へと表現していくのである。それがゆえに、今回は、即興ドラマならではの現象が数々見られることとなった。
 その一つは、ドラマ開始直後と終了間際では、平田が全く違うキャラクターとなっていること。開始直後は、普通 のサラリーマンだったのが、終了時点では、ヤクザになっているのである。ドラマの成り行きで、徐々に変化しているので、全編を通 してみてみると、違和感は持たないが、これぞまさしく、スジナシならではのストーリー展開である。
ドラマの終盤には、鶴瓶が平田の首に手をかけることに・・・・。さすが、ベテラン俳優と言わしめる演技力だけでなく、平田の真面 目な性格も垣間見えるドラマとなった。

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