今回のゲストは高梨臨さん。先週の清水さんと同じく二度目の出演となる。前回の出演では大きな反響があったそうだが、今回は一回り大人になって登場。高梨さんは「前回はすごく楽しかったです！！」と、スジナシの出演を楽しみにしていたようで、鶴瓶さんも嬉しそう。セットの下見をしていると『今日、恋をはじめます』という大人気漫画が映画化、高梨さんもご出演されているということで告知が。この映画が意外な形で即興ドラマに影響することになる。スタート状況は鶴瓶さんが板付き、高梨さんがフレームインだ。

高梨は「ただいまー」と言いながら入ってくる。鶴瓶は「誰か呼んだん？」と聞くと、高梨は「呼んでないよ」と答える。鶴瓶も呼んでいないようで、まさに二人だけのクリスマスパーティーである。高梨は「そういえばこれあげる」と、クリスマスらしくトナカイのかぶりものを渡す。鶴瓶がさっそくかぶると、高梨は「似合うー！！」と嬉しそうに言う。どう見てもイチャイチャしているカップルだ。

二人は「メリークリスマス！！」とクラッカーを鳴らす。パーティーの始まりだ。すると鶴瓶は、真剣な顔で「何やねん、話って」と切り出す。高梨から話があるようだ。高梨は「奥さんは？」と寂しそうな顔。鶴瓶は「長いこと会ってないで。そんなことどうでもええやん」と答える。鶴瓶は既婚のようで、高梨の所へは全然帰っていないらしい。暗い高梨を見て、鶴瓶は「映画見に行かへんか？あのー松坂桃李が出とるやつ！！」と話題を逸らそうとする。これは高梨が出演中の映画だ。高梨は、嬉しそうに「『今日、恋をはじめます』？行きたーい！！」と少し機嫌が直る。まさかのドラマ中の告知であったが、高梨の機嫌が直ったのもつかの間。やはり話題は奥さんのことへ。

高梨が「奥さん今日は何してるの？別れるって言ったじゃん」と言うと、鶴瓶はもじもじしている。それを見た高梨は「じゃあ今日なんで来てくれたの？別れないの？話違うじゃん！！」と完全に怒っている。鶴瓶は笑わせようと、トナカイのかぶりものをかぶるが、もはや火に油。高梨は「今そういうのいらないから。とって！！」と強めな口調で言う。ここまで本気で怒っていると、鶴瓶のテンションもドンドン下がっていく。すると鶴瓶はゆっくりと口を開く。

鶴瓶は「別れられない理由は・・・嫁はんとの間に子供が出来たんや」と打ち明ける。それを聞いた、高梨は下を向いたまま。すると高梨は「ねぇ・・・あたしも妊娠した」と衝撃の告白。驚く鶴瓶に、高梨は現在４週目であることを告げる。鶴瓶の奥さんも４週目であるらしく、鶴瓶は「兄弟やな」と不謹慎な発言。悲しい顔つきの高梨に、鶴瓶は「ホンマか妊娠って？ずっと注意してたけどな・・・ずっと注意してたけどな・・・」とデリカシーのない発言を連発。そんな鶴瓶であったが、高梨の想いは変わらないようだ。高梨は「私産むから。どっちの方行くのか決めてよ」と選択を迫る。焦る鶴瓶。更に高梨は「絶対私のほうがいいって！！迷ってる時点で悲しいけど・・・それでも一緒に居たい」と気持ちを伝える。高梨の気持ちは本物だ。

鶴瓶は「ちょっと帰るわ。また改めて話しよう」と逃げ出そうとするが、もちろん高梨は逃がさない。高梨は鶴瓶をソファに座らせると「ねぇ・・・一緒に居てよ・・・一人じゃ不安だよ」と鶴瓶を見つめる。絶世の美女にここまで迫られ、鶴瓶は困り果てている。話題を少しでも逸らそうと、鶴瓶は「あの映画なんやったかな？」と切り出すと、高梨は「『今日、恋をはじめます』？」と答える。鶴瓶は「そんな純粋な恋愛をしろよ・・・」と疲れたように言う。高梨は「何でそんなに困ってんの？」と不機嫌に聞くが、鶴瓶は「色んな意味で困ってる・・・」と半笑いで言う。まさに素の感想である。ここで中井さんのOKコール。

一回り大人になって帰ってきた高梨さん。鶴瓶さんは、そんな高梨さんからの猛アタックに、葛藤の中耐え続けた。プレビュートークで、鶴瓶さんは「これは抱きしめてもいいでしょ！？」とスタジオを笑いに包んだ。鶴瓶さんはスジナシの中でつかの間の夢を見たのだ。そして、ドラマの中でも映画の宣伝をしてしまうという大サービス。二度も高梨さんとスジナシで共演したこともあり、鶴瓶さんは高梨さんの女優としての活躍を願っているようだ。