CBC | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

  • YouTube[CBC公式チャンネル]

今までの公演

#321 間寛平「ギャグ売ります」

今回のゲストは間寛平さん。鶴瓶さんとは親交が深いようで、仲が良さそうに話している。間さんは大東さんの回をご覧になったらしく「えーあれを作るの?」と不安そうな様子だ。大東さんの回といえば、奇跡が重なった感動的なドラマ。それを見たことで、間さんの中のハードルが一気に高くなってしまったのだろう。さて、どのようなドラマが出来上がるのであろうか。スタートは間さんの希望で、鶴瓶さんがフレームイン、間さんは教室で待っている。持ち道具として、鶴瓶はポインター(教師がよく持っている伸びる指示棒)を持っている。

鶴瓶が入ってくると、間は「いらっしゃい、何にしまひょ?」と仕掛ける。すると鶴瓶は「それじゃあ、きつねうどん頼みますわ」と乗っかる。続けて鶴瓶は「全然変わってないなー」と懐かしそうな顔で言う。どうやら二人は古くからの知り合いのようだ。鶴瓶はこの小学校に勤める教師のようだが、ひとつ悩みがあった。それは『教師なのに子供が嫌いである』こと。間は陽気な性格のようで、遊ぶのが上手いらしい。そこで鶴瓶は間にアドバイスを求める。

間は「昔は得意やったけどな・・・今はもう・・・」と自信がなさそう。鶴瓶が慰めようと肩を持つと、間は「もう俺には触らんといてくれや・・・」と悲しそうに言うと、続けて「ドントタッチミーや」と、全身を使ったジェスチャー付きで言う。間の一発芸。鶴瓶は思わず笑い出すが「それや・・・」と間に芸の教えを請う。間に教えてもらう鶴瓶であったが、間の独特なジェスチャーを真似することは出来なかった。

すると昔話を始める二人。二人は大の仲良しであったようだ。しかし、教師になった鶴瓶とは対照的に、間は仕事もせずにフラフラしていた。そんな真面目な話をしていると、鶴瓶のポインターが間の口に当たっている。間は「当たってるわお前!間違えて加えたらどうすんねん」とつっこむ。まさに間の振りだ。再び話に戻る二人であったが、鶴瓶は当然のようにポインターを間の口元へ。そのまま話を続ける鶴瓶であったが、間の意識は目の前で動くポインター。まるで獲物を襲うネコのように、ポインターにかぶりつく。あまりの勢いに逃げ出す鶴瓶であったが、間はそれを追いかけ、まるでネコのように「ニャーニャー」と叫ぶ。ふと我に返った間は「差し歯とれたらどうすんねん!!」とつっこむ。

鶴瓶は、間のことを本当に心配している。間は昔から、ギャグを生み出す才能だけは凄かったらしい。その長所を活かすため、鶴瓶は「仕事なら・・・校長に言ってギャグ係にしたるわ!!」と救いの手を差し伸べる。間は「学校にギャグ役なんてあるか?」とあまり乗り気ではなかったが、鶴瓶は「お前の力が必要なんや」と褒める。鶴瓶の熱い想いに、間は「分かったお前がそこまで言うなら・・・」と言うと、両手を両頬の前に持っていき、顔をなぞる様に「任せとかんかいっ!」と動かす。またもや一発ギャグだ。ギャグを生む才能の持ち主だけあり、どんどん出てくる。鶴瓶は「ギャグはどうやったら生まれるんや?」と聞く。教えようとしない間であったが『ギャグ係として間を雇う』ことを条件に、ギャグを伝授することに。その瞬間、鶴瓶の手が間の顔に「バチーン」と当たる。間は「痛いわ・・・手あたった・・・」と言うが、鶴瓶は確信犯である。そんな鶴瓶であったが、子供たちの為に間のギャグを買い取ることを提案。それはすなわち、間の収入源にもなるのだ。

さて、間のギャグには2種類あるらしい。体を使うものと、使わないもの。まずは軽いものから。お馴染みの「かいーの」は体の動きが少なく、値段は1800円らしい。続いては力が入るもの。その瞬間「いたっ!!」という間の声が。間は「お前足踏んどるって・・・何回目やねん!!」とお怒りだ。またしても、鶴瓶の遊び心である。すると間は、汽車の動きをしながら「ズンズチャチャズンズチャチャ、ポッポー!!」と叫ぶ。これが動きのある一発ギャグのようで、値段は2800円。さっきより少し高めだ。鶴瓶は笑っているが、その時鶴瓶の上げた手が「ビシッ」と間の顔に当たる。もちろん誤ってぶつかったわけではない。今回は凄い快音が鳴り響いた。間は「痛いっちゅーねん。何で当たるねん」ともはや呆れている。しかしギャグを連発する間は絶好調で続きを始める。間は「子供はやっぱり喜ばせたらなかんて」と言うと「なめなめくじくじ、なめくじくじ」となめくじのモノマネ。机に体を擦りつけている。ここで中井さんのOKコール。

ドラマが終わるとスタジオは大爆笑。お二人は古くからの知り合いということもあり、息はぴったりだ。鶴瓶さんが振りをすると、間さんはしっかり笑いにして返す。そしてドラマの所々での、間さんの一発ギャグ。まるで二人の漫才を見ているかのような、笑いの耐えないドラマとなった。

PAGE UP