今までの公演

#293 ピエール瀧 「壁」

今回のゲストはピエール瀧さん。鶴瓶さんは「どこに行っても合うタイプの人」とピエールさんのお人柄を上手く表現した。ピエールさんがスタジオに入られると、「今日は全力で恥をかこうと考えて参りました。」とスタジオを笑いに包んだ。

ドラマはピエールが板付き、鶴瓶がフレームインでスタート。ピエールは車掌のような制服を着て立っている。旅行カバンを持って入ってきた鶴瓶は「電車止まってるんですけどどうなってるんですか?」と仕掛ける。ピエールは「信号トラブルで30分程遅れているんですよ。」と答える。二人は、車掌と乗客という関係で間違いなさそうだ。

鶴瓶は「来たときは人がたくさんいたのに、ホームにも売店にも全く人が居ないんですよ。」と不思議がっている。それを聞いたピエールは、不思議そうに駅全体を見回しに行く。帰って来たピエールは「本当に誰も居ませんね。緊急事態かもしれませんね。」と落ち着かない様子だ。鶴瓶は帰りたいが、出口も分からなくなってしまったらしい。ピエールが出口を見ると、出口にはシャッターが・・・。「閉じ込められた?」と焦る二人。叫んで助けを求める二人だが、誰も居ないので助けは来ない。

すると鶴瓶が「あれ・・・トイレなくなってる。」とまさかの一言。なんと売店も無くなってしまい、すべて壁に変わってしまっているという。ホームへと逃げようとする鶴瓶であったが、ホームに続く階段も壁に変わってしまっている。もう二人の周りには完全に壁しかなくなってしまい、逃げ道はどこにもないのだ。更に鶴瓶は「あれ・・・なんか狭くなってない・・・?」と駅の異変に気付く。なんと壁が迫ってきているのだ。このままでは押し潰されてしまう。ピエールは「お客さん!先に行ってください!!」と、とっさに鶴瓶を盾にする。驚いた鶴瓶が「うわーーー!!!!」と叫んだところで、中井さんのOKコール。

今回のセットは「駅の片隅」ということで、非常にシンプルなものであった。その中でも「壁が迫ってくる」という、セットからはとても想像できないドラマが出来上がった。以前共演されていただけあって、お二方の息はぴったりだ。そして、ピエールさんの発想力にも驚かされるばかりである。

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