今までの公演
#129 | 吹石一恵 |
ゲストは、吹石一恵。鶴瓶は、以前から吹石の両親とも親しい間柄ということである。設定は、南国リゾート。スタジオには、リゾートホテルの広く明るいロビーが作られた。スタジオ前室に現れた吹石は、なんとホットパンツにTシャツという出で立ち。鶴瓶は、スラリと伸びた素足を見て満点の笑みを浮かべた。スジナシドラマは、吹石がロビーに座っているところからスタート。鶴瓶は、吹石の後ろの大きなガラス張りの向こうから植え込みをもって近づく。多分「キャー」という驚きのリアクションを期待したのだろうが、「ああ、何してるんですか?」とあっさりと裏切られせっかくの鶴瓶の登場も中途半端な空振り気味である。気を取り直してロビーに入って来る鶴瓶。「今日の撮影の下見をしてたんや・・。」と言う。展開は、CF撮影のカメラマンとモデルになる。鶴瓶は、「あの崖のトコな。ちょっと危ないけどあそこがええと思うんや・・。」と撮影のイメージを伝える。「はい。わかりました。」と素直に応える吹石。何も起こりそうもない展開を読んだ鶴瓶は、「こんなポーズとか・・。こんな・・。」とかきわどいポーズを要求しながら実際にそのポーズをロビーの真ん中でさせるのだが「何か変ですね。」と尚もあっさりとしたリアクションの吹石である。そのうち話は、ヌードやヘアの露出まで進む。話はいつのまにか写真集撮影のような雰囲気になってゆく。「そんなんは・・どやろ?」と水を向ける鶴瓶。吹石は、少しためらうのだが「殻をうち破るためにそれもいいかもしれない。」と受け入れる様子の演技。「え?じゃ、こんなんも?こんな格好も?」と更にハードな雰囲気に持って行く・・が、鶴瓶は突然「それは、あかん!」と怒り出す。「いくらなんでも一線は必要やろ!」と先ほどまでの人格はどこへやら・・。突然真面目になったのか親心が芽生えたのか、吹石に説教を始めたのだ。実は、「子供の頃から知ってる吹石がヌードになるなんて許せへん!」ということだったらしい。「吹石」と「吹石演じる吹石」が大混線で・・・。