スキューバーダイビング・インストラクターの資格を持ち、素潜りの腕もプロ並み。 過去にハワイの海でザトウクジラの生態を目の当たりにして以来、「クジラの楽園・トンガでザトウクジラと泳ぐこと」をバケットリスト（死ぬまでにやっておきたい事のリスト）に入れていたという。
ダイビング経験本数5000本以上というプロのフォトグラファー＆ライター。 自然環境をテーマに取材を続け、世界中の海を訪れる中で、トンガのザトウクジラと出会い、魅せられる。以降、10年以上も毎年トンガを訪れ、ザトウクジラの貴重な映像をとり続けている。
「地球上でも貴重な、クジラと泳げる国トンガ。今回この海で、実際クジラと泳ぎ、そして間近に迫るクジラと同じ時間をともにしたことは、そうそう経験できることではないですし、まだこんな場所があったのかと感動しました。子育てのために南極から赤道近くまで、遠い道のりを旅してきて、トンガの海で、自らは食事をせずに、授乳をしたり、泳ぎ方を教えたりする姿を間近に見て、同じほ乳類として、親子の愛、絆を感じました。
自分よりも何倍も何倍も大きな生物と同じ時間を共有することはすごく貴重な経験でもあり、さまざまなことを考えさせられる時間になりました。まだいませんが、もし、自分にも子供がいたら、見せてあげられればと思いました。」
挨拶？をするクジラ他のクジラと比べても警戒心が薄いのがザトウクジラの特徴の一つ。ボートに自分から寄ってきて、ひょっこり挨拶？をすることも。
興味を持って近づくも、中には人やボートに興味津々のクジラも。近づいてきてくれるのは嬉しいことなのですが、時には、巨大なひれが身体にあたりそうになることも。
謎の泡の意味は？ザトウクジラの撮影をしていると、時に泡を立て続けに出してくることが。求愛行動とも、威嚇ともいわれており、時には餌の魚をとるために使うこともあるというが、詳しくは未だわかっていないという。
伊藤英明が迫る！ヒートラン（オスがメスを追う行動）を発見した、ナビゲーターの伊藤さんが、その姿を追う。クジラはゆっくりと泳いでいるようでもかなりのスピードが出ている。
伊藤英明が撮る！警戒心の薄い親子クジラが伊藤さんの姿を興味深げに眺めているような光景。カメラを構えると記念写真のように親子でポーズも？
バブルカーテン親子のクジラのそばでバブルカーテンを吹き出すオスクジラ。ほかのオスに対し「このメスは俺のものだ」という意思表示と考えられている。
大接近！撮影中、ボートにクジラが大接近！クジラが人間に心を許すとここまで距離を縮めることができる。
倒立尾びれを水面に出して倒立する親クジラの周りを子クジラが物珍しそうに旋回。
社交ダンスまるで社交ダンスを踊るかのように優雅に泳ぐクジラ。
潜水～急浮上子クジラの息継ぎ。水面で息継ぎをして海底へ潜水。酸素がなくなると急浮上して息継ぎをする。
