第291回(2/12)

中高年の宿命!目の老化との賢い付き合い方

ゲスト 松居直美 プレゼンター 深沢邦之

老眼の進行度チェック

新聞を用意します。
新聞紙を顔に近づけ、本文中の一文字だけを見つめながら徐々に離していき、ピントの合ったところでストップしましょう。
30cm以上離れていれば老眼で、距離が長いほど進行しています。

老眼のメカニズム

40歳を過ぎると誰もがなる老眼。
眼の中にある、カメラのレンズと同じような働きをする「水晶体」の弾力性が老化によって失われ、さらにそれを動かす筋肉が弱まることで、ピントの調節機能が低下し、近くのものが見えづらくなります。
人生の半分を共にする老眼とうまく付き合うには、適切な老眼鏡を正しく使っていくのが大切です。

老眼鏡

安く手に入る老眼鏡は自分の目に合っているとは限らず、また手元にしかピントが合わないため周囲がぼやけた状態になり、つけたまま生活していると頭痛やめまいがすることもあります。
今は遠くから近くまでが見えるレンズを使った遠近両用などの老眼鏡が普及しています。自分に合った老眼鏡を作るには、まず眼科で視力検査を行い処方箋を書いてもらいましょう。

老眼鏡のタイプには、大きくわけて「遠近両用」、「中近両用」、「近々両用」の3つがあります。
「遠近両用」
 遠くを主体にしつつ近くも見えるようになっており、近視の方や運転する方にお勧めです。
「中近両用」
 3〜4mの中距離と手元がよく見えるタイプです。室内で過ごすことが多い方などにお勧めです。
「近々両用」
 最近多くなっている、デスク周りに細かくピントが合わせられるタイプです。
眼鏡店では、自分がどんな時に困っていてどんな老眼鏡を作りたいのか、できるだけ詳しく相談しましょう。

老眼豆知識

遠くと近くを交互に見て目の筋肉を鍛えて老眼を防ぐという方法は、水晶体の弾力性がまだ残っている、老眼のなり始めには効果があることもあります。
また近視でも遠視でも老眼になる早さは関係ありません。
老眼の進行は、70歳〜80歳で止まります。水晶体は70歳くらいで完全に膨らまなくなるからです。

緑内障

40歳以上の20人に1人が罹っているといわれる緑内障。眼圧が高くなって目の視神経が傷み、視野が欠けてやがては失明してしまう病気です。
早く気付いて治療すれば進行を止められる病気ですが、重度の症状が出るまで気づきにくいため、約90%の方は緑内障があるにも関わらず治療していないとも言われています。

緑内障のチェック

緑内障のチェックには、「砂目シート」を使います。 砂目シートを顔から20cmほど離し、片目で中心を見ます。このとき一部が消えたり、暗い雲がかかっているような部分があったりすると緑内症の疑いがあります。自分で検査しておかしいとわかったら、すぐ眼科へ行って詳しい検査を受けましょう。 緑内障の早期発見には、定期的な眼科検診がなによりも大切です。1年に1度は眼科検診を受けておくと良いでしょう。