第290回(2/5)

これが不調の新原因?!噛み合わせの真実

ゲスト 中澤裕子 プレゼンター 木下隆行(TKO)

噛み合わせとカラダバランス

肩こりや頭痛、耳鳴りなど様々な不調の原因の一つとされている噛み合わせ。噛み合わせはカラダのバランスを左右する要です。
アゴがずれた状態だと、それをキープするために首の周りの筋肉に負担がかかり、それがずっと続くと肩や腰にまで負担がかかります。

噛み合わせが悪くなる原因は、先天的に歯並びが悪いタイプのほかに、柔らかいものしか食べずあごが弱くなってしまったり、片方の歯ばかりで噛んでしまったりという生活習慣によるものもあります。

アゴを鍛えるには、ガムを使って噛む力を補充するのが効果的です。ガムを噛むと筋力のパフォーマンスの向上や、動体視力、バランスにも影響が及びます。

噛み合わせチェック法

歯を噛み合わせた状態で目を閉じます。
次に腕を肩の高さまであげ、その場で50回足踏みをしてみましょう。
噛み合わせがずれた方向に頭が傾くため、重心がずれ、その方向へ自然と動いてしまいます。

また肩こりや腰痛がひどい、頬杖をつく癖がある、気が付くと歯を食いしばっている、原因不明の難聴、めまい、立ちくらみがあるなどの症状に心当たりがある方は、噛み合わせが悪くなっている可能性があります。

噛み合わせ改善トレーニング

まず息を吸いながら大きく口を開け、吐きながら閉じます。次に息を吸いながらアゴを左にずらし、吐きながら戻します。右も同様にゆっくりと行いましょう。このトレーニングはアゴの筋肉をリラックスさせ、噛み合わせの改善につながります。食後などにゆっくりと、3セット行うのが効果的です。

顎関節変形症

若い人や女性に患者が多いという顎関節変形症。鏡に向かって大きく口を開けてゆっくりと閉じたときに、まっすぐに閉じたり開けたりできるかチェックしてみましょう。S字をかいたりスムーズに入らなかったりする場合は、アゴの動きに問題があります。
アゴがずれると奥歯が噛み合わず物が噛めない状態になり、その結果すりつぶせない食べ物は口の中に溜まって飲み込めないという症状が出てしまいます。

治療には、「スプリント」という装置を使って行うものがあります。スプリントはマウスガードよりも硬い素材でできており、アゴの緊張を軽減させて噛み合わせを安定させていきます。