第287回(1/15)

今年こそスッキリ爽快!鼻づまり解消大作戦!

ゲスト 今 陽子 プレゼンター パックンマックン

誰もが経験する鼻づまり。鼻水が詰まっている場合もありますが、むしろ鼻の粘膜がむくんだり腫れたりして詰まることが多いようです。
鼻の粘膜は吸った空気を調節するため、3枚の薄い骨がひさし状になっています。外の空気が暖かいときは空気を入れるため通りやすくなりますが、逆に外の空気が冷たいときは暖かい空気を逃がさないように血液が溜まり、粘膜が腫れるのです。このような鼻づまりはいわば生理現象と言えます。

鼻づまりの様々な原因

アレルギー性鼻炎の場合、鼻に入った異物に免疫細胞が過剰に反応し、血液中から水分が漏れ出して粘膜が腫れます。他にも鼻づまりのタイプには下記のようなものがあげられます。

急性鼻炎 水様性の鼻汁、くしゃみ、粘液性の鼻汁
アレルギー性鼻炎 くしゃみ、水様性の鼻汁
鼻中隔湾曲症 常に片側の鼻が詰まる、頭重感、鼻汁
鼻のポリープ(鼻茸) 粘膿性の鼻汁、鼻粘膜の腫れ、ときに鼻血

鼻にやさしい環境は、温度20℃〜24℃、湿度55%〜60%です。
鼻づまりがつらいときは、温めたタオルを約3分間、鼻にあててみましょう。血行が良くなり粘膜の腫れがひきます。

蓄膿症

アレルギー性鼻炎などで鼻粘膜の炎症が起こり、鼻腔と副鼻腔の間の通路をふさいでしまうと、副鼻腔の粘膜が炎症を起こします。このような状態が3か月以上続いて粘膜が絶えず腫れた状態になることを慢性副鼻腔炎といいます。慢性副鼻腔炎になると鼻粘膜が細菌に感染しやすい状態になり、感染すると膿が大量に発生する蓄膿症になってしまいます。

軽度の蓄膿症には薬や蒸気での治療、重度なら手術で対応します。
かつての手術は切開が主流でしたが、最近は内視鏡を使った手術が一般的になっています。手術時間は左右両方の鼻でおよそ1時間半、入院は1週間ほどになります。

「蓄膿症チェック」
(1)鼻水が黄色く、悪臭を放っている。
(2)朝起きると鼻水がのどに流れていて、のどが痛い。
(3)頭を傾けると頭が重い感じや頭痛がある。
(4)常に頬や鼻の周囲に鈍痛があり、痛む箇所が広がっている。
(5)もののニオイがよくわからない。

このような症状が3か月ほど続いている方は蓄膿症の恐れがあります。蓄膿症は進行すると膿が目や頭の骨を溶かし、視力低下や髄膜炎を引き起こす可能性がありますので、早めの治療が大切です。