第259回(6/26)

あなたの命を守る!がん発見最前線

ゲスト 未唯 mie プレゼンター ナイツ

がん探知犬

がん発見率90%以上のラブラドール犬「マリーン」ちゃん。
がん細胞から流れ出る特有の匂い物質で、がん患者と健康な人の呼気の中から、がん患者の呼気を嗅ぎ分けます。
今ではマリーンちゃんのクローン犬も誕生し、研究が進められています。がん特有の匂い物質が特定できれば、息を吐くだけでがんを発見できるという未来がやってくるかもしれません。

がん最新発見法

(1)PET
全身を一度にくまなくチェックできるPET。自覚症状はないものの、がん家系であるため心配という方におススメです。
検査の前に微量の放射性物質を含むブドウ糖の類似物質を体内に注入し、その集まる場所を測定します。がんはブドウ糖を取り込む性質があるため、集まる場所が黒く映ります。
PET検査の費用は約10万円です。

(2)内視鏡
特定の部位に不安があり、ピンポイントで検査したい方におススメなのが内視鏡検査です。中でも今注目されているのが「NBI内視鏡」。通常では見えにくい病変を、緑と青の光でとらえます。NBIで見ると、血管が集まり茶色に見えるところががんと分かるのです。

(3)メタボローム
唾液でがんが分かるという超最先端の分析器がメタボロームです。唾液は食べ物などによって含まれる成分が左右されやすいため、血液とは比較にならないほど分析が難しいとされてきました。しかしそれを可能にしたのが「メタボローム解析」という最新技術です。すい臓がんや乳がん、口腔がんも高確率で解析可能だということです。まだ研究の段階ですが、実用化されれば、健康診断で唾液を提供するだけというがん検診が実現するかもしれません。

年代別おすすめがん検診

40代以上の女性は、乳房、子宮、卵巣に加え食道、胃、大腸、肺の検診を、40代未満の女性でも女性特有のがんの他、大腸の検診を受けましょう。
またがん家系の場合、乳がん、大腸がんは遺伝性が強いので、検診項目に加えた方が良いでしょう。
男性の場合、40歳を境にがんが急増します。40歳になったらがん検診を受けましょう。60代以上の男性は、全身を検診するのが理想的です。

がんにかかる費用の比較をしてみると、大腸がんを早期発見できた場合、内視鏡検査費と手術費を合わせて合計7〜9万円となります。しかし進行がんの治療となった場合、手術費、入院費、抗がん剤の治療を7〜8年続けたとして、合計で1100万円程になってしまいます。
早期発見できれば命も助かり、治療の際もカラダへの負担が軽くてすみます。がん最大の治療法は、やはり「早期発見」なのです。