第258回(6/19)

聞かぬは一生の損?!歯医者さんが語る歯の全てPart2

ゲスト 真琴つばさ プレゼンター パックンマックン

歯の汚れ

きれいだった歯の色が暗く、汚くなってしまう理由の一つは歯を磨いた時の磨き残しです。磨き残しがプラークあるいは歯石となって歯について汚れになり、暗くなることがあります。
また食べ物に含まれる着色物質が歯の表面の小さな隙間から入り込んで、タンパク質と結びつき内部に蓄積するのが着色汚れ。着色しやすい食べ物はカレー・コーヒー・ワイン・紅茶・緑茶などです。喫煙によるヤニも着色汚れの一つです。

ホワイトニング

ホワイトニング治療は、薬を使って歯の色素を溶かしていく治療です。

ホワイトニング治療のステップ
(1)簡単な問診の後、シェードガードと呼ばれる歯の色見本で自分の歯の色をチェックしていきます。またどのくらい白くしたいかなども、相談しながら決めていきます。
(2)次にクリーニングです。プラークや歯石をクリーナーで削り取っていきます。
(3)続いてホワイトニング治療に入ります。まずは歯茎に漂白剤がつかないように医療用のゼリーでコーティングし、漂白剤を丁寧に上下の前の歯あわせて12本に塗っていきます。そして、反応を強くする為にLEDの光を照射し、10分間ほど待ちます。この工程を3回程繰り返します。全ての工程を合わせると、治療時間はおよそ2時間です。

最近は自宅で行うホームホワイトニングと、病院でのホワイトニングを併用するのが一般的です。
ホームホワイトニングは、専用のマウスピースを作成後、自宅で濃度の低い漂白剤を使用する方法です。睡眠・食事を除く時間で、1日2〜3時間程度、1週間から2週間で効果が期待できます。
また、色の戻りが気になる方は半年〜1年でのメンテナンスをすすめています。

保険がきかない治療ですので、料金は病院と家でのホワイトニング合わせて4〜5万円になります。ホームホワイトニングだけでもほぼ同じ値段になります。
※ 東京医科歯科大学病院の料金を参考にしています。

歯が抜けた時の治療

歯が抜けてしまった場合、主に次の3つのタイプの治療から選びます。

(1)部分入れ歯
失った歯の本数は関係なく、部分的に歯がない場合に使う方法です。前後の健康な歯に装置を引っ掛けるので、どんな人にでも対応でき、取り外し可能なため、お手入れが簡単な点もメリットです。ただし、口内に違和感が生じたり噛む力が弱いというデメリットがあります。
保険が適用される場合もあり、1本あたりの費用はおよそ3千〜8千円です。

(2)ブリッジ
ブリッジは、両側の歯を土台にして橋渡しするように間にある人工の歯を固定します。長持ちするのがメリットですが、前後の健康な歯を削らなくてはならないというデメリットがあります。また、一度取り付けると病院でしかはずせません。
最近は、両側の歯を削らずに接着剤で固定できるタイプのブリッジもできています。
ブリッジも保険が使える場合があり、1本あたりの費用はおよそ1万5千円〜3万円です。

(3)インプラント
チタンで作った歯根をアゴの骨の中に埋め込み、人工の歯を上からかぶせる方法です。見た目の印象が良く、噛む力が強い、違和感が少ない、周りの歯への影響が小さいなどのメリットがありますが、手術が必要になりますので、誰でも受けられる治療ではありません。
高血圧、糖尿病、心臓病、肝臓病、腎疾患、骨粗鬆症の方や喫煙者も適用制限がかります。また手術の前には多くの検査を受けなくてはなりません。
手術後、インプラントと骨が定着するには3ヶ月〜6ヶ月ほどかかるため、部分入れ歯やブリッジよりも治療期間が長くなります。さらにインプラントは、ケアをきちんとししないと歯茎が腫れたり膿が出るなどの症状があるので、自分の歯以上に注意が必要です。
インプラントはすべて保険対象外なので、1本あたりおよそ40〜50万円ほどの費用がかかります。