第251回(5/1)

見逃したら命の危険!足から分かる生活習慣病

ゲスト 国生さゆり プレゼンター 深沢邦之

第二の心臓と言われる足。痛み、しびれ、冷えなどの様々な症状には、命を脅かす程の病気が隠れているかもしれません。

捻挫と思ったら痛風

痛みが出る人と出ない人がいると言われる痛風。
痛風の痛みの原因は尿酸にあります。尿酸の結晶は針のように鋭く、これが関節などに刺さって蓄積されます。
しかし、ただ刺さるだけでは痛みは感じません。
実は、痛みの原因の多くは捻挫なのです。
捻挫や突き指が引き金となって関節が炎症を起こすと、それを鎮めようと白血球が集まります。ところが関節に溜まった尿酸も、異物として攻撃してしまい、炎症がさらに悪化して激痛が起こるのです。これが痛風の発作。痛風の痛みは、手の甲を洗濯バサミで挟んだ痛みのおよそ4倍という研究データがあります。
痛風発作を防ぐには、尿酸値をあげやすいプリン体などを多く含む食べ物を控えたり、適度な運動、十分な水分補給が大切です。

隠れしびれにご用心

足は、多くの病気の症状が最初に出ると言われます。しびれの症状もその一つ。
例えば糖尿病でもしびれが起こります。
糖尿病のしびれの特徴は、両足左右対称的にしびれが起こる事。両足にしびれを感じたら糖尿病の危険信号です。
ただ、自分では感じない隠れしびれがあることもあります。隠れしびれのチェックには、音叉を使います。音叉を鳴らして内くるぶしにあて、振動を感じている時間で隠れしびれをチェックします。5秒以内はしびれの危険があり、15秒以上感じたら隠れしびれの心配はないようです。
また糖尿病以外でも、椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄症など足にしびれの症状がでるものがあります。心配な方は検査を受けましょう。

冷えが命を脅かす

下半身の血管の動脈硬化が進み、血管が細くなったりつまったりして十分な血流が保てなくなる「閉塞性動脈硬化」。
血流が悪くなり、歩行時に足のしびれや痛みなどの症状が出ます。足の冷えはその前兆です。

他に注意したいのが、「メラノーマ」という足に出る事が多い皮膚がん。形が不規則で色にムラがあるなど、見慣れないほくろのような物があったら疑いましょう。
靴下を脱いだ時に足を見てみるなど、些細な事が早期発見につながります。