第246回(3/20)

キーン急特集!あなたの耳が一大ジー イヤーな耳鳴り徹底解明!

ゲスト 渡辺正行 プレゼンター 六車奈々

耳鳴りは全人口の15〜20%に見られる症状ですが、耳鳴りがしていることに気付かない人も意外と多いそうです。

耳鳴りのメカニズム

耳は、外から入ってくる音の振動を鼓膜で感じ取り、その振動は耳小骨と呼ばれる部分で増幅され、内耳へと運ばれます。
内耳へ運ばれた振動は、蝸牛という器官で電気信号に変えられ脳に伝わります。蝸牛でその働きをするのが外有毛細胞です。外有毛細胞は高い音に反応するものから低い音に反応するものへ順序よく配列されていますが、そのうち高い音に反応する細胞にトラブルが発生することで、高い音の耳鳴りがすると言われています。
この、高い音に反応する細胞は加齢と共にトラブルを受けやすく、その兆候は20代から始まっているとも言われています。

また低い音の耳鳴りを感じる原因は、ストレスや睡眠不足、疲れなどがあげられます。
周囲が騒がしくても、自分の名前や知人の声を自然と聞き分けられるカクテルパーティ効果。私たちは、自分の聞き取りたい音を選択、処理して脳へと伝達する事ができます。

しかし、寝不足や疲労、ストレスなどでこの効果の力が薄れると、耳鳴りが表に出てくると言われています。

病気と耳鳴り

耳鳴りには病気が隠されている場合もあります。
「突発性難聴」や「メニエール病」、また内耳の近くの中耳に炎症を起こす中耳炎も耳鳴りの原因になります。
さらに「動脈硬化」なども耳鳴りを起こす原因の一つです。

耳鳴りで眠れなくなったり、作業効率や集中力が低下したりと、深刻な病気につながっていなくても、耳鳴りは日常生活に支障をきたす程、カラダに悪影響を与えます。

耳鳴りをきっかけにいろいろな病気が起こる事もあるので、おかしいと思ったら専門医に相談しましょう。

音響外傷

蝸牛の有毛細胞が、大きな音で障害を受け発生する耳鳴りを音響外傷と言います。ヘッドフォンで長い時間大音量を聴き続けたりすると起こります。長く続くようであれば、専門医に相談しましょう。