第232回(11/28)

いや〜知らなかった!現代人を救う!癒しの極意

ゲスト 真行寺君枝 プレゼンター 六車奈々

日々ストレスを抱えている現代人にとって、必要不可欠な癒し。しかし、多くの人は癒しについて間違った認識を持っており、一歩間違えれば逆に疲れがたまってしまう事もあるのだそうです。

癒しの正体

「癒し」というと精神的な回復と思われがちですが、本当は疲れたカラダの機能を回復させる事が「癒し」。
そして今年9月に発見されたばかりの、疲労を回復させる物質「FR」にその秘密があります。

癒しのメカニズム

私たちのカラダや脳に負担が掛かると、活性酸素によって細胞が傷つき、老廃物が生まれます。するとこの老廃物が刺激となって「FF」と呼ばれるタンパク質が発生します。この「FF」が疲労を生む正体、疲労原因物質。FFが作られると脳に疲労の信号が送られて疲れを認識するのです。さらにFFが大量に作られると細胞の機能自体も低下し、カラダにダメージを与えます。
ここで活躍するのがFR。FRが傷ついた細胞の一つ一つの機能を修復し、本来の姿に戻します。
この、傷ついた細胞を治す事がまさに「癒し」であり、治す物質を促進させるのがFRなのです。
私たちの体内には、癒し物質FRと疲労物質FFが同時に存在しています。FRがより細胞を修復するためには、2つの物質の分泌量の差が小さい事が重要になります。
それではFRを多く分泌させるにはどうすればよいのでしょうか。

交感神経と副交感神経

自律神経と呼ばれるこの2つの神経。
交感神経は「闘争と逃走」のシステムと言われ、心臓の拍動を速めたり血圧を上げたりして、闘争心をかき立てストレスや危機に対応しようとします。
一方副交感神経は「休息と食事」のシステム。カラダを休めさせエネルギーを蓄えます。 この2つの神経の内、副交感神経が優位になる事で、FRが効果を発揮しやすい環境ができます。
それでは、副交感神経を優位にさせる行動とはどのようなものでしょうか。

副交感神経が優位になる行動

例えば入浴時、全身浴よりも半身浴の方が副交感神経優位になります。
また趣味の時間も、一人で趣味に没頭するよりはおしゃべりをしながらの方が副交感神経優位になります。
さらに動物は、見ているだけでもほとんどの人が副交感神経優位になるようです。

自律神経と眼精疲労

目の疲れも、自律神経と深い関係があります。
実は眼精疲労は交感神経優位の時に起こっているのです。
人間は本来、リラックスしている時は近くの物を見る、緊張して仕事をしているときはできるだけ遠くの物を見る方が、自然なのです。その為、遠くを見るには交感神経、近くを見るには副交感神経優位になります。
ところが現代人は、近くを見て仕事をしなければならず、脳の指令は交感神経優位、目の指令は副交感神経優位となり矛盾が生じ、これが眼精疲労の原因になっています。
たとえ好きな本でも目が疲れたり、焦点がずれたりするのは、交感神経優位で疲れているから。
自分のライフスタイルに合わせて、カラダを上手に癒してあげましょう。

鶏のむね肉

抗疲労効果、回復効果が実証されている「イミダペプチド」。
これは鶏のむね肉に含まれる成分で、どんな調理法でも効果的に摂取できます。食べる量の目安は1日100gです。
鶏のむね肉が苦手な方は、マグロやカツオなどの赤身や尾ひれでも良いでしょう。食べる量の目安は1日200gです。