第208回(6/13)

かゆみも痛みもフットばせ!足の健康マニュアル

ゲスト 春風亭昇太 プレゼンター 六車奈々

水虫

日本人の5人に1人が感染していると言われる水虫。水虫の原因となるのは「白癬菌」と呼ばれるカビです。このカビが足の角質層に入り込む事で、水虫が発症します。
水虫のタイプには
(1)足裏に水泡ができる「小水泡型」。
(2)指の間がふやけたり皮膚がむけたりする「趾間型」。
(3)踵を中心に足裏がかさかさになる「角質型」。
(4)白癬菌が爪の間に入り込む「爪水虫」(爪白癬)。
があります。

水虫は人から人へ感染します。中でも一番多いのは家族内感染。家庭内で白癬菌が多く潜んでいるのは次のような場所です。
・第三位「浴室タイルの床」
白癬菌は高温多湿の場所がお気に入り。湿度が80%以上になると活発に増殖を始めます。濡れていても付くので注意しましょう。またこれからの季節は、靴の湿度も80%以上になることが多くなります。1日ごとに履き替えたり、通気性の良い物を選ぶようにしましょう。

・第二位「トイレのスリッパ」
素足だと白癬菌が多く落ちる上に、家族で共用するのが原因です。

・第一位「バスマット」
バスマットには、浴室タイルの床のおよそ4倍の菌が潜んでいるといわれます。
白癬菌は掃除機をかけたり、雑巾がけでも取り除くことができます。特にバスマットはこまめに洗濯をしましょう。

・ 水虫の予防法
もし白癬菌が付着しても、24時間以内に足を洗えば発病することはありません。毎日清潔にしておきましょう。

また水虫に似た皮膚病もあるので、皮膚科で診察を受ける事が大切です。

巻き爪

巻き爪とは、爪が横方向に巻いている状態。正常な爪と比較すると、爪が肉に食い込んでいます。
足の指の中でも特に親指に起きやすく、悪化すると傷口が化膿し、激痛で歩く事もできなくなってしまいます。

・ 巻き爪の原因
巻き爪の原因は歩かない事。実は私たち人間の足は、歩いて力が加わる事で平らな爪を維持できるのです。
また靴の選び方も原因の一つ。女性はハイヒールを履く事も多いですが、ハイヒールを履くと指の付け根に体重がかかり、指先には力が加わらないのです。その結果、巻き爪になってしまいます。
男性の巻き爪で最も多い原因は扁平足。足は本来アーチ状になっていて、親指全体に均等に力が加わるようになっています。それが扁平足で崩れると、親指の付け根に力が集中して指先に力が入らず、巻き爪になってしまいます。

「扁平足の改善法」
中敷きの入ったひも靴で長時間歩くと、アーチを持ち上げる筋肉が鍛えられます。扁平足が改善すると親指全体に圧力がかかり、巻き爪が改善されます。

また深爪も巻き爪の原因の一つです。特に問題なのは爪の角まで落としてしまうこと。本来なら爪で押さえられているはずの肉が盛り上がり、食い込んでしまいます。

「正しい爪の切り方」
爪の白い部分を1ミリほど残したスクエアカットが、正しい爪の切り方です。角は落とさず、やすりで整えましょう。

・ 巻き爪の治療
爪の両脇に穴を開け、そこに形状記憶合金のワイヤを通し、丸まった爪を平らに戻していきます。
ワイヤは爪の白い部分に通すので、痛みはありません。
このまま爪が伸びるまで待ち、その間1〜2ヶ月に一度ワイヤを入れ替えます。
時間はかかりますが、手術をせずに治療できます。