第196回(3/14)

何も見えなくなる恐怖!ストップ・ザ視界のトラブル!

ゲスト 麻丘めぐみ プレゼンター 半田健人

私たちには誰でも、生理的に見えない点「盲点」があります。しかし普段は両目で物を見るため、両目が互いの盲点を補い、視野の欠けに気付く事はありません。
ところが今、普通に暮らしていても視野の欠けがどんどん広がり、ついには失明してしまう病気が急増しています。

緑内障

緑内障は、眼圧の上昇が原因で起こります。
眼圧が高くなると、その圧力が網膜から脳へと情報を送る神経を圧迫し、傷つけてしまいます。そうなると視野の欠けが広がり、最終的には失明してしまう可能性もあるのです。
視野の欠けはゆっくりと進行するため自分では気付きにくく、発症を予防するのも難しいそうです。
また緑内障は、近視や糖尿病なども原因と考えられています。
いずれにしても大切なのは、早期発見し、眼圧をコントロールすること。そうすれば緑内障の進行を遅らせることができます。40歳以上の方は、眼圧や視野のチェックを受けましょう。また家族に緑内障患者がいる場合、危険性が増えます。特に気をつけましょう。

網膜はく離

網膜はく離の主な原因は目の老化です。
老化によって、目の中の硝子体と呼ばれる物質が水分と分離しながら収縮します。すると癒着していた網膜が引き裂かれ、その裂け目から水が流れ込み、剥がれてしまうのです。
するとその部分は光に反応しないため、視野が欠けてしまったり、墨を流したような影が見えるなどの症状が現れます。
網膜はく離は40代から増加すると言われています。
網膜はく離の前駆症状として「飛蚊症」という症状があります。これは視界にゴミや卵のようなものが見える症状です。ライトなど明るいところを見た時、ゴミのような物が見えたら要注意。将来網膜はく離になる恐れがあります。

白内障

これからの季節、強さを増していく紫外線。この紫外線によって被害を受けるのが水晶体。紫外線を特に吸収するため細胞が破壊されやすいのです。その結果引き起こされるのが白内障です。
白内障は加齢が原因で、80歳になると100%近い方が白内障になると言われています。水晶体は年を取ると必ず濁るものですが、日頃浴びている紫外線の量が多いと濁るスピードが加速してしまいます。白内障のリスクを少しでも減らすには、UVカットのサングラスをするのが有効です。

加齢黄斑変性

紫外線以外にも目にダメージを与える光があります。それが青い光。
網膜のほぼ真ん中にある黄斑という部分は、物や形、色を見分ける能力が特に高い細胞が集中しており、視界の中心をとらえる大切な場所です。しかし青い光に弱く、受け続けていると腫れ上がり、目の要となる機能を失ってしまいます。これが加齢黄斑変性。見るもの全てが歪んでしまったり、視界の中心が失われ、見たいものが見えなくなってしまいます。
青色の光による網膜の酸化を防ぐにはルテインを摂取すると良いでしょう。ブロッコリーやほうれん草など、緑色の野菜に多く含まれる成分です。他にも帽子を着用したり、青色の反対色である黄色のサングラスを使用する事でも、青色の光から目を守る事ができるそうです。
また、早期発見のためにはチェックシートで確認をしましょう。片目で中心の白い点を見つめた時、格子模様に歪みや欠けがないかどうかチェックして下さい。
50代以上の方は、週に一度チェックしましょう。