第182回(11/29)

2人に1人がなる病気!基礎から分かる「がん」

ゲスト 沢田雅美 プレゼンター 六車奈々

日本人の2人に1人がなるというがん。

がん細胞が生まれる原因は、紫外線や発がん物質によってゲノムDNAに異常が生じたり、細胞が分裂する際にゲノムの複製にミスが起きたりすることです。
こういった遺伝子の異常は一日で数千回起きていますが、健康時には自然に消滅したり、免疫システムによって退治されたりしているのです。

がん細胞の特徴

がん細胞の特徴は、増え続けるということ。
正常な細胞は分裂の回数が決まっていますが、がん細胞は無限に分裂できます。これは、細胞の染色体の一部である「テロメア」のせい。
通常テロメアは、細胞分裂を繰り返すとだんだん短くなり、短くなりすぎると細胞分裂が止まります。
しかし、がん細胞のテロメアは何度分裂しても短くならないため、無限に分裂ができてしまうのです。
無限に増殖するがん細胞は、血液やリンパの流れにのって、離れた場所へ転移していきます。さらに転移した先で、自ら血管を作り出して他の細胞の分まで栄養を補給し、また増殖を続けるのです。

早期発見

現在、男女ともに死亡率が高いのが肺がん。これは、肺がんは発見された時には進行しているケースが多く、治療も難しいことに起因していると考えられます。
一方、胃がんや大腸がんなどは早期発見し易く、また治療法も進歩してきています。

早期発見できた場合は、手術でがんを取り除いてしまった方が安心です。
また手術以外には、化学療法(抗がん剤)や放射線治療などがあります。

がんの場合は、とにかく早期発見が一番大切です。是非一度がん検診を受けてみてはいかがでしょうか。