第180回(11/15)

汚れたクチは万病の元!5千万人を悩ます歯周病を大解明!

ゲスト 高橋ひとみ プレゼンター パックンマックン

歯周病は、歯周病菌が歯と歯茎の隙間に侵入し、他の菌と合体して歯垢を作り、徐々に歯茎の中や歯を支える骨にまで入り込んで、組織を破壊します。
歯周病は歯の土台となる歯茎や骨をだめにしてしまう恐ろしい病気なのですが、自覚症状がないまま進行してしまうため、現在日本人が歯を失う一番の原因となっています。
また歯周病は、人から人へと感染する病気です。感染ルートとして圧倒的に多いのは、家族や恋人など身近な人からの感染で、唾液などによって歯周病菌に感染します。

歯周病チェック

(1)歯磨きをすると、歯茎から血が出る。
(2)口臭を人から指摘されたり、自分で気になることがある。
(3)歯茎の色が悪くなった。
(4)ぐらぐらする歯がある。
(5)歯と歯の間にものが詰まりやすくなった。
(6)タバコを吸う。
これらの項目のうち一つでもあてはまると、歯周病の可能性が高いと言えます。

歯周ポケット

歯周病かどうか最終的に判断するのが、歯周ポケットの深さ。歯周ポケットとは、歯と歯茎の間にある隙間のこと。健康な人なら深さは1〜2mmですが、4mmを超えると軽い歯周病。
6mm以上になるとかなり重度の歯周病で、場合によっては歯を失ってしまうことになります。

歯周病は、30代後半から発症する事が多いですが、もっと前の年代から感染していると考えられます。
さらに加齢やメタボリックシンドローム、喫煙などの生活習慣も、歯周病のリスクを高める原因となります。
また歯周病菌やその成分が、血管を通って心臓、肺、子宮などに侵入し、病気を引き起こしてしまう場合もあります。

歯周病予防につながる「口周りエクササイズ」

(1)上唇と前歯の間に舌を持ってきて、歯と歯茎に沿って右回 しに回します。上は鼻の付け根まで、下はアゴの
   先まで届くようなイメージで、舌を目一杯伸ばしましょう。
(2)ほうれい線が気になる場所にきたら、少し舌を静止させ、 シワをのばします。
(3)右回りに3回まわしたら、首もとをマッサージします。
(4)おなじように左回しも3回行って下さい。

口の中を動かすことによって出る唾液を使って、歯周病を予防する「口周りエクササイズ」。口周りにできるシワ、ほうれい線も伸びるため、一石二鳥のエクササイズです。
ガムを噛むことによっても唾液がでるので、歯周病予防に効果があります。ガムは、キシリトールが含まれているものが良いでしょう。

歯磨きのポイント

歯磨きも大切ですが、歯周病の場合、殺菌作用や炎症を抑える作用のある歯磨き粉がおススメです。
歯磨き粉には薬用成分が含まれているため、多めに使った方が良いでしょう。有効成分を大事にする為に、水ですすぎすぎないこともポイントです。
また歯磨きの時、磨く順番を決めておくと、磨き残しが防げます。
歯ブラシは歯と歯茎の境目に直角になるようにあて、小刻みに動かしましょう。