第176回(10/18)

50代がターニングポイント!?女の一生と生活習慣病

ゲスト 冨士眞奈美 プレゼンター 六車奈々

様々な不調を感じるといわれている更年期。なぜ更年期症状が起こるのでしょうか。

エストロゲンの減少

30代後半から卵巣の機能が少し落ちてきて、女性ホルモンのエストロゲンが減少。それに伴って起こってくる様々な症状が、更年期症状と言われているものです。
エストロゲンとは卵巣から分泌されている、女らしさを司る女性ホルモンの一つですが、閉経前後のエストロゲンの急激な変化に身体がついていけない状態が、更年期とよばれる期間です。自律神経のコントロールが乱れ、体温調節がうまくできなくなる、また精神的に不安定になるという事も特徴の一つです。

エストロゲンの働き

(1)妊娠できる体の準備。(皮下脂肪をたくわえて、丸みを帯びた体をつくる)
(2)皮膚のハリや弾力を保つ。
(3)髪の毛の成長を促す。
(4)女性の明るさ、前向きさ。
(5)脳細胞の機能を維持。
(6)骨の健康を維持。
(7)心臓、血管系の病気にかかりにくくする。

このようにエストロゲンには様々な働きがあります。しかし閉経を機に、エストロゲンに守られていた女性の体は無防備になり、それにより生活習慣病が多くなるのです。
血圧の変動や代謝の衰えも、エストロゲンの減少によって起こる症状の一つです。男性ホルモンの比率が高くなってくるために内蔵脂肪もつきやすくなってきます。
血糖値、肥満度、コレステロール等は40代で数値が上がってきます。

微小血管狭心症

微小血管狭心症は、女性特有の狭心症だと考えられています。
一般的な狭心症は、心臓表面の太い血管が狭くなったり詰まったりする事で発症します。しかし微小血管狭心症は、心筋に栄養と酸素を送る小さな血管が、エストロゲンの減少によって収縮することで起こります。
多くは更年期が終わるのと同時に治まっていきますが、最近の研究では、後に心筋梗塞などを発症する確率が高いとも言われています。

まずは、40代以降の女性には様々な体の変化があるという事実を知り、30代位から気を付けて生活していきましょう。
40代以降は、自分の体に目を向けて、健康管理をしっかりとしていきましょう。 良い食事と運動を心がけ、ストレスを抱え込まない事が大切です。