第172回(9/20)

ボーっとしてたら大コウ悔!急増!!膀胱トラブル最前線

ゲスト 東てる美 プレゼンター パックンマックン

トイレに行きたくなるメカニズム

寒い場所では、トイレが近くなると感じることはありませんか?
気温が下がるとトイレの回数が近くなるのは、2つの理由があります。一つは、肌寒い気温では汗をあまりかかないので、その分摂った水分が尿に出てくる割合が増える為。
もう一つは、気温が下がると膀胱の周りの筋肉が収縮し、溜められる尿の量が減少。その結果早く尿意を感じる為だそうです。

また、お茶やビールを飲むとトイレに行きたくなるのは何故なのでしょうか?
アルコールには、利尿作用と軽い麻酔作用があります。アルコールが体内に入ると、膀胱に送る尿の量を調節している抗利尿ホルモンの機能が抑えられ、膀胱に早く尿が溜まってしまうのです。また、尿意の感覚を麻痺させ、溜まっているのに気付かなくなるため、いざトイレに行くと量が多くなるのです。
一方カフェインは、血管を広げ、腎臓を通る血液量を増やすため、尿も早く溜まります。さらに、尿意の感覚を鋭く覚醒させるため、普段より少ない量でトイレに行きたいと感じるのだそうです。

膀胱トラブル

(1)膀胱炎
膀胱トラブルで一番多いのが膀胱炎。排尿時の痛みや、頻尿、残尿感などの症状があります。
(2)夜間頻尿
年配の方に多く見られるのが夜間頻尿。夜中に何度も尿意を感じて起きてしまう症状で、生活リズムを乱す原因になります。さらにその裏には、近年急増している「過活動膀胱」という病気が隠れている可能性があります。

過活動膀胱チェックリスト

(1)一日の排尿回数が多いと感じている。
(2)急に尿意を催し、我慢できなくなる。
(3)我慢できずにもらすことがある。
(4)笑ったり咳をしたりするともれる。
(5)尿の出が悪く、排尿に時間がかかる。

(2)は、過活動膀胱に必ず見られる症状です。
(4)は、出産などによって尿道周囲の靭帯や筋肉が緩み、尿漏れを起こし易くなる腹圧性尿失禁の症状です。
(5)は、男性がなる前立腺肥大症の症状。
(4)も(5)も過活動膀胱と合併しやすいので、注意が必要です。

骨盤底筋体操

膀胱や尿道などの臓器を支える骨盤底筋のトレーニングです。
尿トラブルの予防、改善効果があります。

(1) 仰向けになり、足を軽く広げ、膝を立てます。
(2) 肛門の筋肉を2秒間締め、その後緩めます。
これを5回繰り返しましょう。
締める時間を長くすると、より効果的です。

寝た状態でできれば、イスに座っていたり、立ったままでもできるので、継続して行いましょう。

また、過剰な膀胱の働きを抑える薬で症状を改善することもできます。