第156回(5/31)

動物も江戸っ子も歯が命!徹底解明!歯の不思議

プレゼンター 半田健人

人間の歯は犬歯が4本、切歯が8本、臼歯が16本、親知らずを入れると全部で32本あります。
人間のカラダは、歯を食いしばった時の方が力が出るようになっていますが、これは、歯を食いしばると三叉神経が刺激され、その刺激がさらに大脳の運動野を刺激し全身の筋肉が活性されるからなのです。

動物たちの歯

例えばワニには、食べ物をすり潰す歯がありません。全てが鋭く尖った歯で、これらの歯は50回以上もはえかわると言われています。
ペンギンには歯がありませんが、上あごと舌がヒダ状になっていて、獲った獲物を逃さないようになっています。
またキリンやヤギ、ヒツジなどは、下あごにしか前歯がありません。

歯磨きの歴史

一説によると、歯ブラシ状のもので歯を磨く事を最初に勧めたのは、お釈迦様だそうです。灌木の先端をかみ、ブラシ状にして使っていたと言われています。
この習慣が、飛鳥時代に仏教とともに日本にも伝来。この木製の歯ブラシは「房楊枝」と名付けられ、江戸時代に広く普及し、歯磨き粉とともに大流行しました。
当時、一般庶民が歯磨き粉として愛用していたのは目の細かい砂でしたが、高級品になると漢方を調合して使っていたようです。
使用されていたのは、丁子、薄荷、龍脳、甘松、桂皮、紫檀で、抗菌作用や口臭予防になるもの、さらに鎮静作用や歯茎を引き締める効果のあるものでした。

虫歯予防のポイント

食生活で気をつけたいのは、固いものをよく噛むということ。かむ事で歯の表面の掃除や歯茎のマッサージになります。また、唾液の分泌が促進され、歯の洗浄や消化の助けになります。
食後には歯磨きをするよう心がけましょう。
歯磨きのポイントは、歯に対して直角にブラシをあて、力を入れすぎずに小刻みに磨くことです。
歯周病などが気になる人は、ブラシを45度に傾け、歯と歯茎の間を磨きましょう。